お墓費用の相場

お墓を買うのに何を一番のポイントにするのかは、人それぞれです。例えば「自宅からの距離」であったり「霊園の雰囲気」であったりと様々です。お墓の費用や相場、平均金額(維持費・経費)などメリット、デメリットを含めご参考にしてください。

お墓のお値段とメリット・デメリットについて

お墓の基本費用は墓石費用+永代使用料+管理費です。

「葬儀と同じくらいのお金がかかる」と言われているのが、「お墓」があります。今回はこれについて見ていきましょう。

<お墓の平均額は200万円!>

お墓のへ金額は、200万円程度といったところです。100万円~200万円と答えた層が全体の49パーセントに上っていることからも、「中央値」として考えた場合も、それほど大きな違いは見られないと考えられます。

葬儀の平均額がだいたい200万円くらいであることを考えれば、お墓にかける金額と総額にかける金額は、ほぼ等しいと言えるでしょう。

購入したお墓の平均相場

購入したお墓の平均相場

<お墓の値段は都会の方が高い>

お墓の値段を決める要素はいくつかありますが、そのなかでも大きいのは、「土地代」です。これはしばしば、「永代供養料」として取り上げられます。実はこれが、お墓の値段を左右する非常に大きな要素なのです。

東京などの土地代が高いところは、この「永代使用料」がとても大きな割合を占めることになります。対して、地方の場合は土地代がそもそも安いため、墓地にかける費用も少なくて済みます。たとえば、東京都では土地代だけで120万円ほどもかかるのに、愛知県の場合は60万円を切っています。

購入したお墓の平均永代使用料の相場

平均永代使用料の相場

「墓石の値段」で差が出ることもあります。

現在は非常に多くの墓石が出ており、どれを選ぶかはお客側の選択にゆだねられます。素材にこだわったり、デザイン製にこだわったりすれば、やはり高くなる傾向にあります。ちなみに、中国産の墓石などはかなりお買い得の金額で買うことができます。現在は日本製の墓石よりも中国産の墓石の方がよく出回っています。

もっともこれはあくまで一般論であるため、実際には石材店によって値段の付け方も異なります。大切なのは、「その費用が納得のいくものであるかどうか」ということをしっかり考えることです。

墓石を安く買う3つ方法

①石の使用量を減らす

コンパクトな区画の墓地で比較的小さな墓石にすれば値段は抑えられます。また、墓誌や外柵など付属品をできるだけつけないこともポイントです。

②シンプルなデザインにする

石の加工が複雑になれば値段はあがります。直線的でシンプルな墓石を選べば費用を抑えることができます。

③石の産地を見直す

同じ種類の石でも、産地により値段は上下します。最近は、中国やインドからの輸入品が多いですが、外国産でも良質な石はたくさんあります。国産や石の名産地にこだわらず外国産の石を用いてもよいでしょう。

石材店の選び方

①店舗や展示場がある
店舗や展示場があれば、実物の墓石を見ながら検討することができます。

②親身に相談に乗ってくれる
まだ購入すると決まっていなくても、相談に乗ってくれる石材店を選びましょう。無理な営業はせず、お墓のデザインなど要望を聞いてくれるお店がよいでしょう。

③費用や石についての説明が明確
石の銘柄、原産地、等級が明らかである、図面で墓石の完成予想図を提示してくれる、諸経費を含んだ明確な見積書を出してくれるなど、明瞭な説明のある石材店が安心です。

④購入後の保証がある
お墓は代々引き継いでいくものですから、購入後もサポートしてくれることが重要です。納骨時の墓石移動や、戒名の追加彫り、墓石の修復などに対応してくれるかが大切です。また、購入時に保証書がついているか、保証の内容はどういった内容か、確認しましょう。

⑤業界団体に属している
全国優良石材店の会や、日本石材産業協会、県の石材組合など、業界団体に加入していること、日本石材産業協会認定のお墓ディレクターが在籍していることも、信頼を裏付ける材料となります。

〈墓石〉

初期費用 永代使用料+石代+工事費=200万円前後(地域差大)
年間管理費 数千円~数万円

メリット
先祖供養を家族で共有できる。改葬しやすい。
デメリット
継承者がいないと購入できなくて、後継者がいなくなると合祀(合同埋葬)される。都市部ほど高くなり希望と合わないことがある。

〈納骨堂〉

初期費用 50万~150万円前後
年間管理費 5,000~2万円(無料の施設もある)

メリット
 屋内型なので天候などに左右されずにお参りしやすい。後継者なしでも購入できる。
デメリット
使用期限がさまざまなので施設に事前の確認が必要になる。年間管理費が高額のところもある。

〈永代供養墓〉

  • 個別納骨タイプ(通常の墓石と変わらないものから、ある程度の年代で合同埋葬に移行されるタイプまで)
  • 合祀タイプ(他の人の骨と一緒に合同埋葬される)
  • 屋外タイプ(墓石型、樹木葬・自然葬)
  • 屋内タイプ(納骨堂)

合祀タイプ   3~20万円
個別納骨タイプ 20~150万円

※埋葬できる遺骨(一霊のみ、夫婦、二世代まで)の制限、個別に占有できる空間の広さ、個別に供養される期限(数十年~期限なし)などにより変動する。
年間管理費 0円

メリット
 継承者なしで購入でき費用が大幅に抑えることができる。散骨とは違うのでお参りができる。掃除など管理がしっかりしている。
デメリット
改葬できなくて、他人の遺骨と一緒に埋葬される。

〈樹木葬〉

初期費用 30万円~100万円
年間管理費 3,000~1万円(無料のところもある)

メリット
 継承者なしで購入でき墓石に比べて安い。
デメリット
改葬できないケースがある。