エンディングノートとは?おすすめ使い方

人生の終末期にご自身の希望や要望などを書き留めておくノートの事。

エンディングノートとは?

ご自身が死亡した時や意思疎通・判断力の喪失を伴う重大な病気に

ご自身が死亡した時や意思疎通・判断力の喪失を伴う重大な病気に

なったときに自分の希望を示しておくエンディングノート。おすすめのエンディングノートの書き方とは、内容は人それぞれですが、例えば、葬儀への希望や相続についての考えや重度の病気になった時に延命治療を望むかや自分史などです。遺言とは違い法的効力はありませんが、存命中・死後の家族の負担軽減を目的としているのがエンディングノートです。

エンディングノートに記すこととは?

自分について 名前、生年月日、戸籍、家系図など
健康・介護・治療について かかりつけ医院や持病のことなどの病歴、告知や終末医療の希望など。
死亡後について 葬儀、納骨の希望、親族、知人友人関係者のリストなど。
財産について 金融資産〈預貯金・不動産・借入金〉
生命保険について 加入している生命保険
その他 親族へのメッセージ・思い。処分品リストなど

エンディングノートを準備することの意味とは?

  1. 家族が困らないようにできる
    自分の死後、家族にやってもらわなければならない手続きがあります。それは携帯電話の解約、銀行口座の解約、生命保険の手続き、クレジットカードの解約、など多岐にわたります。例えば、クレジットカードの解約について細かく考えると、クレジットカードは全部で何枚持っているのか、どの会社のカードなのか、などの情報が必要です。そのような自分しかわからない情報をリスト化してまとめておくだけで、家族が行う手続きはスムーズに進みます。
    また、あなたが家族と同居していて生活のお金を管理している人であれば、生活に必要な情報を書くことで家族が困らないようにすることができます。生活に必要な情報とは、各種支払い(公共料金、税金、家賃、新聞、など)の引き落とし口座や引き落とし日などです。
  2. 自分の意志を伝えることができる
    自分の死後のこと(お墓、葬儀の希望、ペット、など)や、家族に対する自分の気持ちをノートを通して伝えることができます。特に大切なのが、命はあるけれど自分の意志を伝えられなくなった時の対応です。例えば、突然の事故で意識不明や重篤な状態になった時に、延命治療を希望するか、臓器提供を希望するかの判断です。この判断を家族にさせるのは非常に厳しいことです。
    また、認知症で判断能力が低下した時、希望する介護内容(施設、介護してほしい人、など)の判断もその一つになります。
  3. 今までの人生の棚卸しが今後の人生設計につながる
    エンディングノートは今までの人生を振り返る作業が多くなります。その中で楽しかったことや良かったことはこれからまたやってみようという意欲につながり、反対に悔しかったことや悪かったと反省したことは今後の再挑戦や改善につながります。
    そして、人生の棚卸しが進むと、残された人生はこんな風に生きたいと前向きな気持ちでスタートをきる人がたくさんいらっしゃいます。

エンディングノートの活用の仕方

エンディングノートの目的は、主に、自分の死後、家族が困らないように必要な情報を伝えておくことですが、使い方次第で、自分自身の生活をより豊かにしたり、残された家族の心の支えとなったり、より有効に活用することができます。おすすめのエンディングノートの活用の方法は以下です。

・普段の備忘録に

親族や友人知人、病院などの、住所や連絡先を整理しておくことで、アドレス帳としての役割を果たせます。また、各種暗証番号やパスワードのメモがわりに使用することもできます。個人情報や暗証番号などは、重要な情報ですので、保管には気をつけましょう。

・自分自身を見つめ直すきっかけに

自分史をつけたり、交友関係を整理したり、人生や自分自身を振り返ることで、やり残したことや、これからやってみたいことが見えてくるでしょう。時代の変遷と共に人生を振り返ることは、自身にとって懐かしく楽しい作業であると共に、子供たちや孫たちにとってもかけがえのない記録、指針となることでしょう。

・身辺整理の手助けに

洋服や本など、数年来使っていない不要な物を捨てたり、使用していない預金口座やクレジットカードを解約したり、身の回りの整理をする手助けとなります。貴金属や着物など形見分けのリスト作りにも活用できるのがエンディングノートです。身の回りが片付いていけば、気持ちのよい生活が過ごせ、新しいことにチャレンジするきっかけになるかもしれません。

・老後・死後について、家族と話すきかっけに

病気や介護のこと、葬儀やお墓、相続のことは、大変重要な問題でありながら、家族間でなかなか話題にしづらいものです。エンディングノートを一つのツールとし、家族間で話し合うことで、残される家族が担う負担を軽減することができるのでおすすめです。

・家族への感謝のメッセージを

日頃、なかなか口にだせない感謝の思いを書いておきましょう。残された人は、亡くなった人の声を聞くことができません。ノートに残したメッセージは、万が一の時、残された家族の大きな助けとなることでしょう。

・各項目に記入日を残し、定期的な振り返りを

エンディングノートに記入する際には、必ず、最終記入日をつけることをおすすめします。
エンディングノートは、一度書いたら終わりというわけではありません。最終記入日から年月が立てば、変更してくるものもあります。特に、最近は、高齢化問題や加速化するIT技術の発展などから、数年前には思いもよらなかったトラブルが起こったり、それに伴い、法律が改正されたり、新たなサービスが生み出されたりします。こういった時代の変遷や、家族の事情の変化などによって、エンディングノートの定期的な振り返りと訂正をおすすめすると共にとても大切です。

エンディングノートがあるとこんなに役立つ!

何かあった時に自分も家族も助かる

エンディングノートにご自身がどうしてほしいのかという希望を書いておけば、家族にそれを尊重してもらうことを期待できます。介護や延命治療、葬儀についての希望を書いておけば家族は迷わずに済み、悩むことがなくなりますのでおすすめです。

将来への備え、安心できる

病気・介護・お金について、多くの人が悩み・不安を抱えています。エンディングノートに書くことで不安への対処法を具体的に考え、見直すことができるようになります。今を安心して過ごせるようになります。

頭の中を整理できる

エンディングノートを書くことで「人間関係」「財産関係」を見つめ直すことができ、自分や家族、財産や相続、葬儀のことなど様々なことを整理できます。将来は誰に何をの残して、どうしたいのかという「希望」が明確になります。

家族とライフプランを話すきっかけになる

介護、葬儀、お墓、相続など高齢期の問題を家族と話すきっかけになります。一緒に記入することで大切な問題について家族で話し合う機会も生まれます。

エンディングノートの存在を家族に知らせておく

エンディングノートの存在を誰にも言わないでおくと、せっかく書いた情報が家族の役に立つことはなく、自分の意志も伝わることはありません。できれば、エンディングノートの存在を家族に知らせると同時に、介護のことや延命治療・臓器提供についての自分の考えを話しておきましょう。

エンディングノートに法的効力はない

エンディングノートは個人で自由に書くものなので、法的効力はありません。エンディングノートに書いてある内容と異なる選択を家族がしても訴えることはできないのです。

法的効力がないことで特に注意したいのが、遺産相続のことです。自分が考えた分配の通りに遺産を相続したい人は遺言書を作成しましょう。遺言書には法的効力があります。しかし、遺言書通りに分配しないことを相続人が全員一致で承諾した場合は、遺言の内容は執行されませんので注意しましょう。

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