ペットの骨壺選び

骨壺の大きさとペットの遺骨の関係

家族の一員であるペットの犬や猫が亡くなったあとは、火葬することが多くなっています。火葬後の遺骨はお寺や動物霊園に納骨するか、自宅に持ち帰り埋葬する、または家の中で仏壇などを用意し、手元供養することになります。いずれにしても遺骨は骨壺に納めます。この時気を付けたいのが、ペットの遺骨を納める骨壺の大きさです。遺骨量に対して、小さすぎる骨壺だと、大切なお骨が入りきらないことになってしまいますし、かといって大きすぎるとスカスカになってしまいます。

ペットの大きさに対して、どの骨壺を選べばいいでしょうか。

ペットによって変わる頭の大きさと遺骨の量

犬や猫は、種類や月齢によって体の大きさが異なり骨の量も異なります。また頭をそのまま骨壺に納めることを考えると、頭の大きさも大切な要素です。特に品種で大きさが異なる犬は、ご自分の犬がどのグループになるのか確認してみましょう。

MIXの場合は最も近い体重の種類になります。体重は成犬の場合です。

超小型犬:体重5㎏未満
(チワワ・ヨークシャーテリア・トイプードル・パピヨンなど)

小型犬:体重10kg未満
(キャバリア・シーズー・パグ、ミニチュアダックスフンドなど)

中型犬:体重25㎏未満
(ボーダーコリー、ウェルシュ・コーギー・フレンチブルドッグ・柴犬など)

大型犬:体重25㎏以上
(ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリーバー、バーニーズマウンテンドッグなど)

さらに超大型犬として、グレートデーン・セントバーナードなどを分類していることもあります。

柴犬は書籍やサイトによって小型犬だったり、中型犬だったりとまちまちです。ペット葬儀屋さんでは、柴犬は中型犬として扱われることが多いようですので、中型犬に含めてあります。

猫の体重は成猫で約3㎏から5㎏ですがメインクーンのオスでは8㎏近くに、ラグドールでは10kgを超える場合もあります。

元気な時の体重と頭の大きさを記録しておく
ペットの骨壺の大きさを確認するには、健康体の時の体重が目安になります。 ご自分のペットの最も重かったピークの体重を記録しておきましょう。 頭の周辺はそれほど肉もついていませんから、サイズを測って確認しておくといいでしょう。 ただし老化などで骨がもろくなっていて、火葬したあとは遺骨が思ったより少なくなってしまったり、 逆に多かったりという可能性があることも覚えておきましょう。

骨壺の大きさはさまざま。ペットに合ったものを選びましょう

ペット用骨壺は、さまざまなペットに対応できるようにサイズがそろっています。骨壺の大きさを表すのは「寸」で、1寸あたり3.0303cmです。

センチメートルに換算した表にしました。メーカーによって、骨壺の大きさは微妙に異なること場合があることをご了承ください。またペットの体重もおよその目安です。

  直径cm 高さcm 適応した種類 ペットのおよその体重
2寸 6.0 8.0 小動物・分骨 1㎏以下の小動物
2.5寸 8.0 9.0 小動物・分骨 約1㎏
3寸 9.5 10.0 超小型犬・子犬・子猫 約3㎏
4寸 12.5 15.0 小型犬・猫 約8 ㎏
5寸 15.0 19.0 中型犬・大きめの猫 約15 kg
6寸 19.0 21.0 大型犬 約30 ㎏まで
7寸 22.0 29.0 大型犬・超大型犬 約50kgを超える犬

この表から考えると、2寸や2.5寸は犬や猫の遺骨を入れる骨壺ではないことがわかりますが、分骨に使うこともあります。3寸の骨壺は、チワワやヨークシャーテリアなどの超小型犬や子猫が適しています。

チワワなどよりもう少し大きいパグやキャバリア、猫も4寸が適しています。ミニチュアダックスフンドも小型犬に入りますが、顔が長めなのでもともと大きめだった場合は5寸の骨壺が適している場合もあります。

5寸ではウェルシュ・コーギーやビーグル・柴犬などの中型犬が適しています。6寸・7寸ではゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバー、シベリアンハスキーやバーニーズマウンテンドッグ、グレートデーンとなります。

犬種は同じでも個体によって、体重も頭の大きさも異なることもあります。3寸か4寸かわからないなど微妙な大きさの場合は1サイズ大きい骨壺を選ぶと安心です。例えば超小型犬のヨークシャーテリアでも、頭の周囲が10cmを超えると3寸ではちょっと心配だから4寸にしよう、となります。

ペットの葬儀屋さんによってはサイズが大・中・小だったり、2寸の骨壺しかなかったりという場合もあります。できれば5種類程度の骨壺を用意してくれている葬儀屋さんだと、選びやすいでしょう。

ペットの遺骨や骨壺はどうするか考えておく

ペットが亡くなってしまった直後は、誰もがショックを受け動転してしまうものです。悲しみの中で、慌てて頼んだペット葬儀屋さんには小さな骨壺しかなかった、ということもありますし、その場の流れで遺骨をすべて納められなかったということもありえます。

「ペットが亡くなったら遺骨はすべて骨壺に入れる」と決めておくと、後悔が少なくてすみます。そのためにもペット葬儀屋さんの骨壺は、どのようなものが何種類用意してあるか、どこのペット葬儀屋さんがいいか、などをあらかじめ調べておきましょう。

ペットの骨壺のことは、まだ考えたくないと思われるかもしれません。しかし犬も猫も、人間の4倍の速さで年を取ってしまいます。ほとんどの場合、飼い主さんが最期を看取り、供養してあげることになります。家族同然であるペットだからこそ供養の仕方を考え、遺骨をどうするか、どのような骨壺に納めるかということも考えておきましょう。

骨壺は事前に用意しておくのもあり

骨壺を事前に用意しておくのもいい方法です。「ペットの骨壺を今から用意するなんて縁起でもない」と思うかもしれませんが、いざという時に慌てたり、後悔したりしないというメリットがあります。

特にうちの子のイメージに合う骨壺に入れてあげたい、かわいい骨壺に入れてあげたいという希望があるのでしたら、気持ちに余裕がある時に探すことをおすすめします。

ペット用の骨壺は種類が豊富になっています。一般的な白い切立とよばれる骨壺から、犬や猫のイラスト付きの骨壺、肉球の柄がついている骨壺、卵のような形をした骨壺などさまざまです。

あとから小さな骨壺に分骨するのも良い方法

事前に決められないという場合は、ひとまず一般的な骨壺に納めてくのもいいでしょう。ペットが亡くなった直後やしばらくは、遺骨をすべて身近に置いておきたい方も多くいらっしゃいます。少しずつ気持ちが整って来たら、お骨をパウダー状にして小さな骨壺に入れて供養する、という方法もあります。いかにも骨壺というイメージから離れたかわいい形をしたもの、色もさまざまでリビングに置いていても違和感がありません。小さいと仏壇にもおきやすくなります。

 

犬や猫は種類や年齢によって、体の大きさが異なるため遺骨の量も頭の大きさも異なります。遺骨をすべて骨壺に納めたい、という場合はペットの頭と体の大きさに合わせた骨壺を用意する必要があります。どの大きさの骨壺がよいか、ペットのサイズとともに事前に確認しておくといざという時慌てないですみます。

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