ペットの終活

ペットとの今の生活を充実させる「終活」

ペットの終活はペットに訪れる老いや最期について準備しておくことで、ペットと過ごす「今」を充実させるものです。ペットの老いや最期のことを準備するなど、抵抗があるかもしれません。一方でなんとなく不安に思い、考えることを避けがちなことではないでしょうか。

ペットの多くは人よりも早く年を取り、ほとんどの場合飼い主さんが最期を看取ることになるでしょう。

また突然大きな病気にかかる、事故に合うという可能性もないとはいえません。飼い主さんにも、突然の病気や事故など万が一のことがあるかもしれません。

ペットの終活を行うことで、これらの漠然とした不安を抱えたまま過ごさずにすみ、いざという時も慌てずに対応できます。安心して、ペットと楽しい時間を過ごせるようになるでしょう。

ペットが何歳であろうと、飼い主さんが「終活をしよう」と思った時が始める時です。

かかりつけの動物病院を決めておく

ペットの終活の際は、どんなに些細なことでも相談できる、信頼できるかかりつけの動物病院を決めておきましょう。わかりやすくていねいに説明してくれる、質問しやすいなどが判断の目安になるでしょう。

通いやすさや設備、獣医さんや動物看護士さんたちの雰囲気もチェックしておきましょう。ワクチン接種のほか、定期的な健康診断をしておくことでペットの体調不良や病気、老化に早く気づくことができます。早い発見はそれだけ対応も早くできるという大きなメリットがあります。

万が一完治が難しい病気にかかった時も、どのような治療をしていくか丹念に話し合うことが大切です。診察代が心配な方は、ペット保険への加入を早めに検討しておくといいでしょう。

介護や看取りのことを知っておく

ペットが年を取り介護が必要になることや、病気になってしまうことは仕方のないことです。老化が始まるとどのようなことが起きるか、最期はどのような様子になるかあらかじめ知っておくことで、環境を整備したり、気持ちの準備をしたりすることができます。

1ペットの老化
ペットは年を取ると足が弱ったり、排泄に失敗することが増えたり、聴力や視力が落ちて反応が鈍くなったりします。さらに寝たきりになり、自分でフードを食べられなくなることもあります。ペットによっては認知症になってしまうこともあります。寝たきりになると、床ずれ予防のため定期的に寝返りを打たせる、排泄や食事を介助するなど様々な介護が必要になります。介護をした人の体験談を聞いたり読んだりしておくと、心構えができ慌てずに準備をしておくことができます。
2ペットの終末期
ペットの最期は、飼い主さんの誰もが考えたくないことでしょう。しかし実際に看取る時は、ペットが苦しそうに見えることが多く「苦しんで死なせてしまったのではないか」と後悔することがあります。そのため終末期のペットが無意識で起こすけいれんや、あえぐような呼吸は自然なことであり、苦しいものではないことを知っておくことは大切です。かかりつけの獣医さんに、緩和ケアや動物の最期について説明してもらうのもおすすめです。最期の様子を知っておくことで落ち着いて対応することができ「今までありがとう」「楽しかったね」と前向きな声をかけて看取ることができます。

埋葬・供養方法を考えておく

火葬方法は?

自治体に頼む方法、ペット葬儀会社に依頼して合同で火葬してもらう方法、個別で火葬してもらう方法などがあります。火葬方法よって料金が変わりますが、ペットの大きさによっても料金が変わるので、しっかり確認しておきます。

合同火葬

ペットの葬儀会社が他のペットと一緒に火葬し、共同の墓地に納骨します。合同で火葬するので返骨はありません。

個別一任火葬

ペットの葬儀会社が、1匹だけ火葬する方法です。骨は骨壺に入れて、飼い主さんのところに戻してくれます。

個別立ち合い火葬

飼い主さんも一緒に火葬に立ち会い、骨を拾い骨壺に納めます。人間と同じような方法で火葬ができ、思い出の品を一緒に火葬できる場合もあります。

自治体

自治体によっては亡くなったペットの火葬を行ってくれます。ほとんどの場合、返骨はありません。

納骨・埋葬方法

骨を骨壺に入れて自宅に安置する方法や、自宅の庭に埋める方法などがあります。またお骨上げのあとに、骨壺を動物霊園の納骨堂に安置してもらうことも可能です。初七日や四十九日、一周忌など忌日の供養や、お彼岸に合同供養会を実施している霊園もあります。

ペットエンディングノートを作ろう

飼い主さんに万が一のことがあった時のためにも、ペットのエンディングノートを作っておきましょう。そのままご家族が飼育する場合でも、どなたかに飼育をお願いする場合でも、あとから飼育する人が困らないように、ペットの情報を記録しておくことが必要だからです。

ペットの名前、生年月日、性別、品種、かかりつけの動物病院などを記録し、写真も残しておきましょう。何のワクチンをいつ接種しているか、避妊・去勢手術はしているかなども大切な情報です。

アレルギーの有無、持病、病歴やケガがあれば忘れずに記録しておきます。他には好きな食べ物、苦手なこと、好きな遊びなども書いておくといいでしょう。また日々のちょっとした出来事なども書いておくと、思い出作りになります。

いつかはやってくるペットとの別れ。永遠の別れはつらく悲しいものですが、その別れについて考え準備をしておくペットの終活は、今という時間をペットとともに幸せに過ごすためにも大切なことです。いざという時に後悔しないためにも、ペットの終活を始めましょう。

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