終活のお役立ちニュース "「終活」への関心が高まっている?保険会社によるアンケートの結果が発表。"
「終活」アンケートの結果発表
SBIいきいき少額短期保険株式会社が、「終活」に関するアンケートの調査結果を発表した。
このアンケート調査は、昨年の12月26日から今年の1月15日にかけて行われたものだ。
調査の対象となったのは、同社の20才以上の保険契約者で、有効回答人数は2225人。そのうち性別は、男性の割合は26.3%、女性の割合は65.9%、無回答が7.7%。年齢は、70代以降が過半数を占めた。
また、同アンケート調査は、2017年度に引き続き二回目の実施であった。
「終活」に必要性を感じるか?
まず、「終活」という言葉を知っている、または聞いたことがある、と答えた人の割合が全体の90.5%と高い割合を示した。これは、第一回調査の90.6%と変わらず「終活」という言葉自体は広く認知されていることを表している。
そして、今回から「終活」の必要性について質問したところ、「必要性を感じる」と回答した人の割合は70.9%と、やはり高い数字だった。また、そのように回答した人は、女性の方が男性よりも10%近く高い数字になり、年齢別では特に70代の人が多い傾向にあった。
さらに「聞いたことはあるが、具体的なことは知らない」と答えた人の割合は12.4%と、第一回の21.6%よりも約9%も減少した。このことからも、「終活」への関心の高まりがうかがえる。
すでに行っている「終活」とは?
続いて、回答者に対し、すでに「終活」に関することで行っていること、を複数回答可で質問したところ、最も多かった回答は「お金の準備(保険等)」で、割合は48.3%だった。これは、第一回と順位は変わらないが、割合は約4%減っている。
そして、二番目に多かった回答は、第一回で4位だった「物の整理、片付け」で、割合は43.5%であった。3位は「今の人生を楽しむこと」だったが、4位が「お墓の準備」、5位が「お葬式の準備」と、生きているうちに身の回りのことを片付ける生前整理の意識が高まっている傾向が現れる結果となった。
アンケートでは他に、人との交流を積極的に楽しんでいる人が多い、という結果も出ている。「終活」をし、今後のことをしっかり考えながらも、今を楽しく生きている人が増えているのだろう。
(画像はSBIいきいき少短の公式サイトより)
▼外部リンク
SBIいきいき少額短期保険株式会社
https://www.i-sedai.com/pdf/PressRelease190517.pdf