終活のお役立ちニュース "プラウドライフ、コミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード」の取り組みを開始"
介護サービスの基本品質を向上
2019年5月22日、プラウドライフ株式会社は、ケアの基本品質向上を目的として、認知症高齢者の心に近づくコミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード」(以下、同技法)の実践に向けた取り組みを開始したと発表した。
厚生労働省によると、65歳以上の約4人に1人が認知症またはその予備群ともいわれており、今後さらに増加すると見込まれている。
このようななか、同社は、全国26拠点で運営する「はなことば」ブランドの有料老人ホーム等において、介護サービスひとつひとつを見直して、新たな品質基準の策定に取り組むとともに、教育研修と人財育成の強化を進めている。
この取り組みにおいて、認知症をはじめ、あらゆる対人援助の場面で活かすことのできる同技法を習得・実践して、施設利用者の人生をより豊にしたいと考えているとのこと。
「ユマニチュード」とは
同技法は、体育学を専攻する二人のフランス人によって作り上げられたケア技法で、覚・感情・言語による包括的なコミュニケーションに基づいて、「人間らしくあること(Humanitude)」をベースとして体系づけられている。
また、同技法に関する研究と教育を行うジネスト・マレスコッティ研究所(instituts Gineste-Marescotti、以下、同研究所)の支部が世界各国にあり、2014年に設立された日本支部では、代表の本田美和子医師(独立行政法人国立病院機構、東京医療センター 所属)を中心に、研修等が行われている。
「ユマニチュード」の実践に向けた取り組みの概要
同社では、従業員から選出した育成メンバーが、「ユマニチュード実践者育成コース」を2019年4月から受講しており、今後、同社が運営する有料老人ホームで実践しいく予定とのこと。
また、取り組みの一環として、同研究所所長イヴ・ジネスト氏および本田美和子氏による社内研修を2019年5月に開催し、同社におけるユマニチュードへの理解向上を図るとしている。
(画像はプラウドライフ公式サイトより)
▼外部リンク
プラウドライフ プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000026589.html