終活のお役立ちニュース "現役女子高生が新たな介護食メニューを開発"
介護施設の毎日の食事に飽きてしまう悩みを解消
2019年5月28日、有限会社 齋藤アルケン工業は、介護施設の毎日の食事に飽きてしまう悩みを解消するため、島根県立浜田水産高校食品流通科の三年生(女子生徒4名、以下、同女子高生)と共同で、新メニューの開発に取り組むと発表した。
同社は、介護施設へ食事を提供する事業を展開しているが、入所している高齢者には、テレビでみた行列ができる店の料理や原宿で流行っているパンケーキを食べてみたいなどの思いがあることを知った。
しかしながら、普段提供している介護施設の食事についての概念が抜けず、新メニューのアイデアが出てこない悩みがあった。
このような課題に対処するため、介護業界の常識にとらわれない高校生のアイデアで、地元日本海の食材を使った斬新なメニューを開発し、高校生たちが実際に介護施設で提供することとなった。
サービスの概要
同女子高生は、食の甲子園にも出場し、地元のグルメフェスタで受賞経験などがある生徒だ。女子高生のアイデアを発揮して、質素で淡泊なマンネリ化した介護施設の食事のイメージを一新し、美味しい料理を開発するとのこと。
このため、2019年5月29日(水)13:00から、同高校において第1回目のメニュー開発会議を行い、翌月6月中旬を目途にメニューを決定した後、試作・試食を行う。
7月上旬には、開発したメニューを介護施設で高校生が実際に介護施設の厨房で調理して提供し、高齢者の人々に食べていもらう。
なお、今回開発したメニューレシピについて、同社は、他の介護施設でも提供できるサービス拡大の商品とすることを考えており、同高校では、地元のイベントなどでも販売できるようにしたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
齋藤アルケン工業 プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000031668.html