終活のお役立ちニュース "楽天インサイトが「終活に関する調査」の結果を発表。"
「終活」に関する調査
楽天インサイト株式会社が「終活に関する調査」の結果を発表した。この調査は、2019年4月10日・11日の2日間にわたって、インターネット上で実施されたもの。
調査の対象となったのは、楽天インサイトに登録している約220万人のモニターのうち、全国の20代から60代の男女1000人。
「終活」の認知度や意識
まず、「終活」と言う言葉を知っているか、という質問では「知っている」と答えた人は全体で79.3%と、およそ8割の人が終活について認知しているということが分かった。
男女別では、男性が77.9%、女性が80.7%とわずかに女性の方が高い数字となった。
しかし、「聞いたことはあるが、よく知らない」と答えた人は18.2%と、言葉自体が一人歩きし、その実態があまり知られていない現実も明らかとなっている。
次に、「終活」をする意向があるか、という質問では「はい(ある)」と答えた人は40.3%だった。特に、昨年の同調査で36.3%だった30代は、今年は46.0%と1割近くも数値が上がり、各年代の中で最も高い数字となっている。
どうして「終活」をするのか
終活をする意向がある、と回答した人たちにその「理由」を尋ねると、75.9%が「家族に迷惑をかけたくない」と答えている。これは、各年代で高い数字となった。
また、具体的に「どのようなことをしていきたいか」という質問では「財産整理」が62.5%、「家の中の荷物整理」が55.8%と身辺整理が高い数字となった。
しかし、「財産整理」は20代が76.3%と最も高く、次いで30代が67.4%と若年層の方が高い数字となった。反対に「家の中の荷物整理」は50・60代がそれぞれ7割近くと高くなった。
終活に対して関心が高い傾向の50代以降では、20代など若年層と比較し、死後、周囲に迷惑をかけたくないという思いをより強く感じている、ということが調査結果から分かった。
(画像は楽天インサイトより)
▼外部リンク
楽天インサイト株式会社
https://insight.rakuten.co.jp/report/20190527/