終活のお役立ちニュース "ヨガ・ピラティス専門スタジオが「骨粗しょう症」の予防・改善のためのサービスを開始"
骨粗しょう症のためのピラティス
全国で100店舗以上を展開するヨガ・ピラティス専門スタジオ「zen place」が、骨粗しょう症でも安全に運動できる新プログラムのサービスを2019年6月より開始する。
また、骨粗しょう症について学べるワークショップも開催される。
通常クラスである「骨ピラ~骨粗しょう症のためのピラティス~」は2019年6月から、都内10スタジオで順次実施予定。
ワークショップは、一回75分~90分で、料金は5000円。6月21日から7月14日まで、全8回実施される予定。会場は「zen place」の都内10スタジオで、申し込みや問い合わせは、店頭・Webよりすることが可能。
要介護状態にならないためにも
平成28年の厚生労働省が発表した資料によると、日本人の平均寿命は男性が80.98才、女性が87.14才だった。
しかし、日常生活に制限のない期間とされる「健康寿命」は男性が72.14才、女性が74.79才。これは、特に女性は晩年を日常生活に制限がある状態で過ごす期間が10年以上に及ぶ、ということを示している。
この制限のある状態、つまり要支援・要介護が必要な状態の大きな原因の一つが骨粗しょう症で、同病気の2015年の有病者数は1280万人。そのうち女性が980万人と全体の8割近くを占めている。年とともにその数は増えていき、50代以上の女性では4人に1人が骨粗しょう症であることが分かっている。
そんな骨粗しょう症の予防・改善には運動が不可欠だが、骨折の恐怖から運動に対して不安を抱く罹患者も少なくない。しかし、ピラティスは特有のトレーニング方法で自分の体の扱い方を学びながら強度の調整ができるので、骨密度が落ちた骨格に対してとても安全な運動方法だといわれている。
また、ピラティスはリハビリテーションや介護の現場で実践され、その有効性が実証されている。さらに、2017年に骨粗しょう症の女性40人を対象とした実験では、一日1時間、週3回、6週間ピラティスを受けてもらった結果、すべての参加者の体と心の状態が改善したことも分かっている。
同レッスンでは骨粗しょう症についての知識を学びながら、ピラティスで実際に体を動かし予防・改善を図ることができる。
(画像はzen placeのHPより)
▼外部リンク
zen place
https://www.zenplace.co.jp/class/bonepilates.html#schedule