終活のお役立ちニュース "高齢者の就労支援会社が「50代会社員夫婦の定年対策 実態調査」の結果を発表"
定年後の暮らしに関する意識調査
高齢者の就労支援を行う「株式会社マイスター60」が、定年退職後の老後対策や自己研さん状況を知るために実態調査を実施した。この調査は、2019年3月22日~27日まで、インターネット上で行われたもの。
調査の対象となったのは、妻と同居している全国の50代男性会社員と、50代の男性会社員を夫に持ち、現在も夫と同居している全国の女性。有効回答数はそれぞれ500人ずつで、計1000人。
8割以上が老後の金銭面に不安を感じている
まず、自身や配偶者が定年退職をした後の暮らしについて「金銭面」に不安があるか、という質問をしたところ、「とても不安に感じる」と回答した人が40.4%、「どちらかというと不安を感じる」では45.4%であった。
つまり、老後の金銭面に関して不安を感じている人が8割以上もいるということになる。男女別では、男性は84.2%、女性は87.4%となり、女性の方が金銭面での不安をより抱えていることも分かった。
続いて、男性のみに「現在の仕事に満足しているか」という質問をしたところ、「どちらかというと満足している」と回答した人が50.0%でちょうど半数を占めた。また、「(全く・どちらかというと)満足していない」と回答した人は42.6%であった。
この結果と、上記した老後の金銭面における不安についての結果をクロス集計したところ、現在の仕事に不満を感じている人ほど老後の金銭面に不安を感じている人が多い、という結果となった。
しかし、金銭面での不安を抱えている人が多いにもかかわらず、老後の「家計(収入や支出)」について「しっかりと考えている」と回答した人の割合は全体の8.9%と、1割未満という低い数字であった。
(画像は株式会社マイスター60のプレスリリースより)
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株式会社マイスター60
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