終活のお役立ちニュース "会社員の終活 会社員の時から考えておくこと"
第2の人生を生きる
2019年6月22日(土)に日刊SPA!より、実際に第2の人生を送っている、江上剛氏(小説家)、大江英樹氏(経済コラムニスト)の会社員経験を元に、定年後の終活に向けて現役会社員が考えていくべき、役にたつ情報を投げかげているので紹介する。
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会社員が第2の人生を考えるとき、将来の「人生を豊か」にするためは、3つのことが重要であるという。
会社員のうちに考えるべき3つのこと
1つ目は、会社員生活への未練をたちきることだ。
江上氏は銀行の支店長まで登りつめたが、ハローワークを訪れ。履歴書を見せたときに「50代の管理職人材は、価値はない」といわれたという。
知り合いに、小説を書くことを勧められ、毎朝4時におきて、出勤前に原稿を書く生活を1年以上続けている。
この経験をしたことが、小説家への道を切り開いている。
大江氏も、定年後に知り合いの出版社で企画本を作成している。
出版のための費用は、半分自費で支払った。
150社ほど営業したが連絡は4社だけと苦労はたたなかった。
定年後や会社を退社した人が、最初に感じるのは、会社の肩書き、名刺を失った途端に、人を無力にさせるということだ。
しかし、会社に守られているという意識を、会社員のうちから受けいれることができれば、次の行動に移りやすいといえる。
2つ目は、人間関係の構築に時間と手間を掛ける必要があることだ。
幾らその人に優れた能力があり、その能力を生かしたいを考えていても、人とのつながりがなければ何もできないし、役にてたることはできない。
現在は、ネットも普及しメールだけのやりとりで済まされることも多い。
そんな時代だからこそ、実際に人と合う。人と会い人のこころを動かすことが大切だと述べる。
最後に「一生働き続ける」を前提に仕事内容や営業方法を考えることを推奨している。
老後の不安をなくす最善策は、「老後をなくすこと」。
かつて戦後は、会社員を引退した人は、何らかの社会活動に携わる人が多くいた。
人生100年時代といわれる現在も、それにならい、自分の得意分野で「一生働き続ける仕事を見つける」ことが重要と述べている。
第2の人生で活躍している、両氏の言葉には説得力がある。
(画像は週刊SPA! ホームページより)
▼外部リンク
週刊SPA!
https://nikkan-spa.jp/1566563