終活のお役立ちニュース "「女性の定年後」をテーマにしたアンケート調査を実施"
働く女性が対象の定年後に関する意識調査
お金の教養が身につく総合マネースクール・日本ファイナンシャルアカデミーが「女性の定年後」に関する意識調査を実施、その結果を発表した。
この調査は、2019年5月27日に、全国の働く女性300人を対象にインターネット上で行われたもの。年齢構成は、20代が25%、30代が30.3%、40代が31.0%、50代が13.7%。
定年後について9割が不安を抱える?
定年後についてどう思う、という質問をしたところ「とても不安」と回答した人の割合が57%、「まあ不安」が31%と、合わせておよそ9割の女性が定年後について不安を抱えていることが分かった。
その理由として、年金など金銭面や健康などがあげられた。
また、定年後に必要な具体的な金額を把握していない人の割合は76%と、全体の4分の3以上の人が定年後にいくらお金が必要であるのか把握していない、ということも分かっている。定年後の資金について具体的によく知らない、ということが不安の原因の一つとなっていると言える。
定年後の勤続意向はぴったり半々に
定年も働きたいか、という質問では、「ぜひ働きたい」が14%、「まあ働きたい」が36%と、ぴったり50%の人が定年後も働き続けたいと回答した。
働き続けたい理由は、資金不足や年金などの金銭的な不安が上位にあがる結果となった。この結果には、保有資産を持っていない人が全体の4割に及ぶという別の質問の結果も影響しているだろう。
また、働きたくないと答えた人のうち、「あまり働きたくない」は35%、「全く働きたくない」は15%だった。その理由は、「身体的にきつい」といったものから「老後はゆっくり暮らしたい」などさまざまだった。
さらに、定年後の収入源についての質問では、「本業による収入」つまり給与と「公的年金」と回答した人の割合が上位2位となり、どちらも4割近い数字となっている。
「準備できていない」では25%を超えるなど、定年後の準備不足を課題として抱える人が多い現状が明らかとなった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ファイナンシャルアカデミー
https://www.f-academy.jp/rel/20190628_106.pdf