終活のお役立ちニュース "高齢者の身体的症状の経験率や高タンパク食品の購入実態などの調査結果を発表"

 

「健康」に関する意識と実態の把握調査や全国小売店の販売情報などのデータをもとに整理

2019年7月26日、株式会社インテージヘルスケアは、健康に関する意識と実態の把握を目的とした自主企画調査「生活健康基礎調査」、および全国の小売店の販売情報「全国小売店パネル調査」などのデータをもとに、高齢者の身体的症状の経験率や高タンパク食品の購入実態などをまとめた。

生活健康基礎調査は、16~79歳の男女個人約2,000人を対象に、京浜地区と京阪神地区で、郵送調査により実施した。

また、全国小売店パネル調査は、スーパーマーケット・コンビニエンスストア・ドラッグストア・ホームセンター・ディスカウントストア・専門店(ペットショップ、酒専門店、ベビー用品店)など、全国3,994店舗を対象に、POSデータのオンライン収集で実施した。

全国消費者パネル調査は、全国の5~79歳の男女約50,000人を対象に、携帯型端末によるバーコードスキャンとPC連携入力によるネット調査で行った。

さらに、健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ 市場実態把握レポートは、全国15~79歳の男女約66,000人を対象に、WEB調査で行った。

なお、同社は、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチや医薬品開発・製造販売後調査・安全性業務支援などをコアビジネスとして展開している。

調査結果の概要

全国の16~79歳の男女2,632人に「最近一年間に経験した健康に関する自覚症状」について聞いたところ、「足腰の衰え」や「筋力の低下」を経験している人が年齢とともに増加していることがわかった。

筋肉をつけるために必要なタンパク質などを摂取できる健康食品として、2018年度にプロテインを購入した経験がある割合は、50歳代で2.7%、60歳代2.0%、70歳代1.2%で若干ながら増加している。

なお、プロテインは、今まで、若い男性が筋肉増強のために購入するというイメージであったが、シニア層がタンパク質摂取を意識して購買しているとも推測されるとのこと。

「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、生活機能障害や要介護状態などが進むことで死亡などの危険性が高くなった状態」のことを「フレイル」と呼んでいる

「フレイル」の認知度について、全国15~79歳の男女66,013人に確認したところ、言葉を知っている人は僅か1.1%で、ほとんど知られていない。

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▼外部リンク

インテージヘルスケア プレスリリース
https://www.intage-healthcare.co.jp/news/release/d20190726/

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