終活のお役立ちニュース "粉骨してから埋蔵する日本初の「霊園散骨」施設を開発"
水に溶かして遺骨を浸透させる新しい埋蔵方法
アットマガジンズ社が運営するウェブマガジンで、遺族に代わって遺骨をパウダーにする粉骨業界のパイオニア「まごころ粉骨」が、水をかけるだけで焼骨を埋蔵できる施設の開発に成功したことを発表した。
これは、千葉県内の霊園(市原市より認可済み)と共同で開発された施設。この焼骨を粉化し、水流を利用して土中に浸透させながら埋蔵する「霊園散骨」は日本初の試みで、同社は現在特許を出願中。
この方法は、土を掘ることも合祀墓の中に入る必要もなく、遺族が自らの手で簡単に埋蔵することができることから、新しい葬送スタイルとして期待を受けている。
また、永代供養が増え続ける現状から、限られたスペースをどう有効に活用していくかが課題となっている。そんな中、粉状にすれば焼骨は数十年で土に戻るとも言われていることから、永代供養後の遺骨の自然回帰に最も近い最終処理方法としても期待が寄せられている。
遺された人にとって優しい散骨
これまでの散骨は9割以上が海洋で行われていたが、海洋散骨は天候に大きく左右されやすく、船が苦手な方や足腰の弱い高齢者にとっては負担となるなどデメリットも少なくなかった。
しかし、この方法のように霊園で散骨ができるようになれば、散骨もしやすい上に、いつでもお参りをすることができるなど、利用者にとってメリットが大きい。
この霊園散骨は、2019年2月よりまごころ粉骨を通じて試験運用を開始し、現在は5ヶ月間の改良期間を経て正式に稼働している。
(画像はアットプレス掲載のプレスリリースより)
▼外部リンク
アットプレス
https://www.atpress.ne.jp/news/189677
まごころ粉骨
https://funkotsu-service.com/
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