終活のお役立ちニュース "日本ワークス 全国60代の男女にお金のアンケート実施 "
60代のお金の現状アンケート実施
2019年8月9日(金)に、不動産投資サービスの株式会社日本ワークスは、全国60代の男女を対象に「月の損益に関する調査」を実施したことを発表した。
アンケートは、日本全国の60代以上の男女1,110人を対象にインターネット調査で行われた(モニター提供元:ゼネラルリサーチ)。
最近では、老後の生活に不安を抱くニュースが多い。
例えば、少子高齢化で年金受給年齢が引き上げ。また、金融庁からは95歳まで生きるために、夫婦で約2,000万円の金融資産の取り崩しが必要になる試算が発表されている。
その中で、日本ワークスでは60代にお金の現状についてアンケートを実施した。
60代の貯蓄額は100万円が最も多い
アンケートで、「現在の貯蓄額はいくらか?」を実施したところ、100万円未満が27%と最も多い回答であった。
次に多いのが100万円~500万円未満が21%、続いて8,000万円以上が15%。
60代において、貯蓄額が多い人と少ない人の差が、大きく出る結果になった。
この結果から、金融庁が試算した2,000万円には、約8割近くの人が届いていない。
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「現在の雇用形態を教えてください」というアンケートには「無職」と答えた方が半数という結果になった。
最近では、少子高齢化による労働力不足が問題視され、定年退職の年齢が徐々に引き上げられている。
現在では、70代の定年年齢について議論されているため、この数値は今後のアンケートでは「無職」と答える人は減少することが予想される。
「退職金の使い道は?」のアンケートについては、38%が貯蓄で最も多く、次に33%で「退職金制度がない」という回答になった。
この結果では、退職金制度がない企業が多いことを示すことになった。
(画像は日本ワークストップページより)
▼外部リンク
日本ワークス
https://www.nworks.co.jp/