終活のお役立ちニュース "終活支援に、鎌倉市がメルカリなどと包括連携協定を締結"
鎌倉市とフリーマーケットアプリ会社が協定を締結
神奈川県鎌倉市とフリーマーケットアプリの株式会社メルカリ、その子会社でスマホ決済サービスを手がける株式会社メルペイが、2019年8月19日に「SDGs未来都市かまくら」のまちづくりに向けた包括連携協定を締結した。
株式会社メルカリおよび株式会社メルペイとの包括連携協定の締結は、神奈川県内の自治体において初めてとなる。また、SDGsは「持続可能な開発目標」の略称。
この協定は、鎌倉市とメルカリ・メルペイが互いの資源や魅力を活かし協働して取り組むことによって、「SDGs未来都市かまくら」における持続可能な社会の実現に資することを目的としている。
スマートフォンを使った送金など、金融サービスと情報技術を結びつけた革新的な動きであるフィンテックなどの先端技術を活用し、市民サービスの向上や社会課題の解決も目指している。
アプリの利用を促し終活を支援
この協定では、災害時の支援・寄附に関することとして、鎌倉市内で災害が起こった際にメルカリのアプリを通じて、市役所に寄付金を送る仕組みの構築を進める。
これには、アプリで出品した商品に寄付金を一部上乗せして販売したり、寄付金を一商品として出品したりするといった方法が考えられている。
また、高齢者支援をはじめとしたシェアリングエコノミー推進に関することとして、終活の一環としてアプリの利用を促していくことも検討される。不要となった家具や嗜好品を出品することで将来廃棄されるものを減らせるため、持続的な利用につながると期待されている。
さらに、鎌倉市内の飲食店などにキャッシュレス導入を促すなど、フィンテックを活用した地域経済の活性化に関することについても検討が進められていく。
(画像は鎌倉市ホームページより)
▼外部リンク
鎌倉市
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/