終活のお役立ちニュース "介護リフォームの重要性を啓発、手すりの端材で作る天守閣"
手すりの端材で黄金の天守閣を制作
介護向け住宅リフォーム事業を行う株式会社ユニバーサルスペースが、2019年8月2日より、介護リフォームでもっともニーズの高い手すりの端材を使用して黄金の天守閣の模型を制作するプロジェクトを開始した。
このプロジェクトは介護の現場で自立支援に欠かせない手すりの端材のみを使って「黄金の天守閣」を制作するというもの。2018年にスタートし、今回で2回目の開催となる。今年は法人加盟のフランチャイズ店4店舗が参加し、3つの模型が制作される。
介護リフォームの重要性を訴えるために
平成28年に行われた厚生労働省老健局の調査によると、日本で要介護認定を受けている人は、2000年は218万人だったのに対し2015年では608万人となり、わずか15年で3倍近くも増加したことが明らかとなった。
また、自らが介護を受ける立場になったときには「自宅の介護と外部の介護サービスを組み合わせて生活したい」と希望する人が49%と半数を占めるなど、多くの人が自宅で介護を受けたい、家で過ごしたい、と希望している。
しかし、高齢者の事故の77%が住居内で起こっているなど、健康であっても、住居内の事故がきっかけで寝たきり・要介護者になることも多い。
この現状をふまえて、同社は要介護者が安心・安全に生活できる家づくりの啓発が重要と考え、このプロジェクトをスタートさせた。
リフォームへの関心を高めてもらう目的のため、自立支援において必要不可欠なことから、介護リフォームでもっとも需要が高く身近な、手すりの端材を使用する。また、自然環境への配慮から、大量に発生する端材の有効利用する目的もある。
完成した天守閣の模型は、9月16日の敬老の日に、地域の高齢者デイサービス事業所3施設に寄贈する予定となっている。
(画像はドリームニュース掲載の同社プレスリリースより)
▼外部リンク
ドリームニュース
https://www.dreamnews.jp/press/0000199998/
株式会社ユニバーサルスペース
https://universalspace.jp/index.html