セラピーロボット「Qoobo」、高齢者介護施設で実証実験

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介護施設で実施、ロボットの実証実験

コミュニケーションロボットなどを企画・開発するユカイ工学株式会社が、2018年11月より発売を開始したセラピーロボット「Qoobo(クーボ)」を用いた実証実験を高齢者介護施設にて行った。

「Qoobo」とは、しっぽのついたクッション型セラピーロボット。動物のような毛並みをしており、なでるとしっぽを振る動きをするのが特徴。毎日の生活に癒やしを求める人や、ペットを飼いたくても飼えない人を対象に開発された。

サイズは幅32センチ、高さ15センチ、奥行き52センチで、重さはおよそ1キログラム。価格は1万2000円(税抜き)で、電源は充電池。性別を問わず、主に若年層から中年層にかけて人気がある。

実証実験の方法とその結果

この実証実験は、2019年7月24日~8月16日の期間にかけて、日本福祉大学福祉経営学部の尾林和子教授の協力によって実施された。

実験は、対象者1人に1つずつ「Qoobo」を提供し、そのときの反応を10分間撮影した映像を、評価者3人が作成された指標をもとに評価する、といった形で実施され、また、調査は初印象と3週間の本調査の2種類が行われた。

初印象は、対象者40名に対ししっぽが動く・動かないそれぞれの「Qoobo」を初めてみたときの反応を調査するというもの。この場合、総合点ではしっぽが動く「Qoobo」による効果の方が明らかに高かった。

本調査では、対象者20名に対し1人に1つずつ「Qoobo」を提供し、3週間24時間にわたって生活を共にしてもらう。3週間のうち3回評価を行い、その平均値を用いて「Qoobo」の導入前と導入後を比較した。

初印象の結果はやはりしっぽが動く「Qoobo」の方が効果が高いという結果となった。さらに、3週間継続しても効果度の平均値が上昇傾向にあるなど、効果が長期間保たれることが分かった。

長時間の使用でポジティブな効果がさらに大きくなる傾向が見られたことから、「Qoobo」は「継続的に使用し続ける」ことが可能なツールであると期待される。

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(画像はQooboのHPより)

▼外部リンク

ユカイ工学株式会社
https://www.ux-xu.com/news/20190903

Qoobo
https://qoobo.info/

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