終活のお役立ちニュース "6割超が後悔?「葬儀後の後悔に関する実態調査」"

喪主経験者が抱える葬儀の後悔とは?

終活に関連するサービスを提供する株式会社鎌倉新書が「葬儀後の後悔に関する実態調査(2019年)」を実施し、その結果を発表した。

この調査は、2019年2月26日~28日までの期間、直近2年以内に喪主として葬儀を執り行った経験を持つ全国30才以上の男女372人を対象に行われた。

まず、執り行った葬儀の形態についてアンケートを採ったところ、51.9%の割合で「一般葬」が過半数を占めた。

近年増加傾向にあるという「家族葬」は39.8%となり、次いで「一日葬」が4.8%、「直葬」が3.5%だった。

ここからは、合わせて9割を占めた「一般葬」と「家族葬」の2形態の葬儀を中心に、後悔したかどうか、後悔した理由について結果を発表していく。

一般葬では7割が後悔、理由は「情報収集不足」

葬儀後に後悔していることについて、「ある」と回答した人は一般葬で71.9%、家族葬で60.1%といずれにしても6割を超える高い数字となった。

葬儀後に後悔した理由では、「情報収集」が全体・一般葬通じて6割前後を占め1位、次いで「葬儀社」が2位、「価格」が3位だった。

順位は同じだが、一般葬において「葬儀社」の後悔は66.4%と、全体の同項目の51.5%より15%近くも高い数字となっている。

全体で1位となった「情報収集」において後悔したことでは、「事前の情報収集が不十分だった」が62.7%で最多、次いで46.1%が「情報収集の方法がわからなかった」と回答している。

家族葬の場合は、「価格」が64.3%、「情報収集」が63.3%とわずかな差で1位2位となり、「葬儀社」は3位だった。順位に変動があったが、全体・一般葬・家族葬において上位3つは「情報収集」「葬儀社」「価格」と顔ぶれが変わらなかった。

突然必要となる葬儀では、情報収集不足による後悔を感じる人が最も多いことが分かった。鎌倉新書は、あらかじめ専門家や事業者など信頼できる先への相談も視野に入れた「もしものときの備え」をしておくべきとしている。

(画像は鎌倉新書のプレスリリースより)

▼外部リンク

鎌倉新書 「葬儀後の後悔に関する実態調査」
https://www.kamakura-net.co.jp/

▲この記事をシェア
←「終活のお役立ちニュース」に戻る 終活サポートへのお問合せはこちら
会員登録・ログイン
終活相談窓口 いい葬儀お客様センター
電話で相談する メールで相談する LINEで相談する 会員ログイン