終活のお役立ちニュース "「第3回 相続川柳」の結果が発表!応募作を通して考える自分の相続。"
川柳で相続を詠む
2018年11月5日から2019年2月4日まで、「親子で相続を考える会」が「相続」についての川柳の募集を行い、その結果が発表された。
相続をもっと身近なこととして考えてもらいたい、という思いで始まったこの「相続川柳」。第3回を数えた今回は2951句もの川柳が幅広い年代から応募された。
最優秀賞に輝いたのは、スマートフォンのAIアシストである「Siri」というキーワードが入っているもの。時代を上手く取り入れたことが高い評価につながった。
また「認知症」や「土地」、「空き家」など現代の相続問題を反映した句も多い傾向となった。作者の実体験が元となった句もあり、読んでいて面白くもあり、かつ思わずハッとさせられるような鋭い作品も少なくない。
家族間の相続問題
実体験から作られた句の中でも、特に相続を経験した子による句の応募が多かった。それらの中には親への感謝が綴られた句もあったが、相続の問題が起こる前に「ちゃんと親と話すべきだった」という後悔の念が感じられるものがより多かった。
相続トラブルは、親と子が普段からしっかりしたコミュニケーションが取れていれば起こることはない。また、親とだけでなく兄弟とも、いざ相続の問題が持ち上がったときにトラブルにならないために、以前から話し合いをしておくことが必要だ。
その問題提起のためにも、この相続川柳の応募は行われている。
不動産相続の専門家
この相続川柳を主催した「親子で相続を考える会」の運営元である「プロサーチ株式会社」は、東京都中野区に事務所を構え、普段は遺産相続に対する相談を受け付けている。豊富な経験から、親と子双方にとって最善の結果となる相続の形を提案している。
相続川柳の受賞作はプロサーチ株式会社のブログである「遺産相続コンシェルジュ」から見ることが可能。
相続はいつそのときがやってくるかわからない。そのときにしっかりと対応できるように、この相続川柳が自らの相続について考えるきっかけとなればいい。
(画像は遺産相続コンシェルジュのブログより)
▼外部リンク
遺産相続コンシェルジュ(運営:プロサーチ株式会社)
http://www.pro-search.jp/