終活のお役立ちニュース "高所得だと負担額が増える?時代とともに変化する「介護保険制度」。"

見直しは3年ごと

介護保険制度は原則として3年ごとに制度が見直されていることをご存じだろうか?社会で介護を取り巻く環境が変化するのに合わせ、制度も環境に合わせ少しずつ対応するため変化しているという。

「毎日が発見ネット」によれば、近いものでは平成29年に改正され、昨年の平成30年に施行されている。

したがって、次回の改正は令和3年に行われ、翌令和4年に施行される予定だ。

負担額はどう変わる?

これまでの改正では、介護サービス利用者の負担割合が収入によって変化している。負担割合とは利用者が介護サービス事業者または施設に支払うサービスの代価を負担する割合で、利用者が負担する以外は保険料と公費でまかなう社会保険から支払われている。

介護保険制度が施行された平成12年から15年間は介護サービス利用者の負担割合は原則1割だった。だが、平成26年の改正で収入が280万円以上の人は負担割合が2割となった。

そして昨年施行された改正では、収入が340万円以上の人の負担割合が3割となった。また、収入が463万円以上の2人以上世帯の場合も負担割合が3割となった。負担割合が3割になる人は、全サービス利用者のおよそ3%と言われている。

その他改正では、医療保険加入者が支払う保険料が、所得に応じて変わることとなった。それにより、「高所得者の負担の増加」がより強化されることになったと言える。

介護保険制度の改正は、これからも世の中の変化に合わせ行われる。それが自分にとってどのような影響を与えるのか、しっかり理解することが重要だろう。

(画像は毎日が発見ネットHPより)

▼外部リンク

毎日が発見ネット
https://mainichigahakken.net/future/article/post-629.php

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