終活のお役立ちニュース "全国石製品協同組合、「お墓の悩み事」についてのアンケート調査結果を発表"
既にお墓を所有している人とこれから購入を検討している人の悩み事
2019年4月9日、全国石製品協同組合(以下、全石協)は、消費者を対象にした「お墓の悩み事」についてアンケート調査(以下、同調査)を実施した結果を発表した。
同調査は、全国45才代以上の男女を対象に、2019年2月8日~2019年2月28日の期間、インターネット調査で実施した。
有効サンプル数は、全部で1,683名であり、そのうち、お墓の所有者が1,297名、お墓の非所有者でこれから購入を検討している人が386名であった。
なお、全石協は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が集まって連携した、石材業界唯一の経済産業省公認団体とのこと。
調査結果の概要
お墓の所有者に、「現在お墓に関して悩んでいること」を質問したところ、「お墓の継承者がいない」21.0%、「お墓の維持費」15.2%、「お墓が遠い」13.9%、「お墓の手入れが行き届かない」12.0%という順になった。
お墓をこれから維持できるかの切実な悩みが最も多く、2位以下は、お墓を維持する上での悩みとなった。
お墓の所有者へ「お墓の改葬(お墓の引越し)やお墓の撤去を今後検討していますか?」と質問したところ、「検討していない」85.5%、「改葬(お墓の引越し)を検討している」4.0%、「撤去を検討している」10.5%という順となった。
また、「継承者がいない」と回答した人では、「検討していない」64.7%、「撤去を検討している」30.9%、「改葬(お墓の引越し)を検討している」4.4%となり、撤去を検討している割合が多くなった。
一方、お墓の非所有者に「お墓を探す際に相談する相手」を質問したところ、「相談する相手が判らない」が74.1%で最多となり、以下、「家族・親族」13.5%、「お寺・住職」4.7%と続き、お墓のプロである「石材店」は1.3%と少なかった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
全国石製品協同組合 プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000015761.html