終活のお役立ちニュース "電話で運動習慣をサポート!自宅でできる介護予防「ロコももプロジェクト」"

パイロット事業「ロコももプロジェクト」が始動

医療・健康・スポーツ関連用品の開発や、その製造・販売などの事業を展開する「アルケア株式会社」が「ロコももプロジェクト」を始動した。

これは、埼玉県内でモデル事業を展開していた整形外科医の石橋英明先生監修の下、都内で開催される有償パイロット事業。

同プロジェクトは、日本整形外科学会が進めるロコモ対策を応援するための、特に「太もも」に特化した運動機能改善プログラムだ。

プロジェクトに参加するためには、まず、運動機能の変化を比較するため、最初と最後の測定会に参加する必要がある。最初の測定会は今年の6月から8月、計4回行われる予定だ。測定会の間の3ヶ月間は、自宅において「体操プログラム」に沿った運動をしていく。

定期的に専門知識を有したスタッフから、電話でサポートをしてもらえるため、分からないことがあっても安心して続けられる。電話を使用する遠隔サービスなので、自宅など場所を選ばずどこででも参加できることも魅力だ。

参加条件は65才以上の要支援・要介護認定を受けていないことで、参加費用は1万5000円。運動習慣をつけたい人や、介護が心配だと思う人にオススメのサービスだ。

ロコモとは?

近年の要支援・要介護の原因第1位である運動疾患であるロコモ。ロコモとは、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」の通称。骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で「立つ」「歩く」といった移動機能が低下している状態のことをいう。

運動器は運動など体を動かし負荷をかけることで維持されるが、現代は車など移動手段が発達し、足腰を使う機会が減少している。それにより、高齢者だけでなく若い世代でも、ロコモへの注意が必要と言われている。

そのロコモの1番の対策である運動をサポートしようとしているのが同プロジェクトだ。この有用性は、厚生労働省の班研究などで実証されている。

本人だけでなく、その家族にも知っておいてほしいサービスだ。介護予防のプレゼント、として自分の親に参加を勧めてみてはいかだだろうか?

(画像はアルケア株式会社のプレスリリースより)

▼外部リンク

アルケア株式会社
http://www.alcare.co.jp/PDF/190509.pdf

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