【男の居場所の会】日本の孤独死は男性がダントツ8割以上。対策はスナックにあり?! みんな、終活一年生
【男の居場所の会】日本の孤独死は男性がダントツ8割以上。対策はスナックにあり?!
大量の妻沼(めぬま)ネギと大和芋に囲まれて、晩御飯が「鍋」に決定した終活プロデューサー(終活P)の池原充子です。
こちらは、以前登壇した埼玉県熊谷市の終活講演会のご担当者様からお送りいただいた堂々たる野菜たち
埼玉県熊谷市妻沼地区自自会連合会 会長 丸岡様、ありがとうございました!
我が家だけでは消費しきれないので、新鮮なうちに、ご近所にお配りして、「遠くの親戚より、近くの他人」とのご縁を深めたいと思います。さて、今回は、京都府長岡京市セカンドライフの会様主催で終活のお話をさせていただいたのですが、想定より早く到着したので、会場をパトロール(いい方っ)しているとき、思わず手に取ってしまったのがこのチラシ
お、「男の居場所」の会っ!めちゃ直球ストレートなネーミング。
しかも、
- 入会された皆が誰もやめない会
- 過去の職歴や仕事の話はご法度
わ~。この平等感。なんか、いい! これ、私がオッサンだったら、絶対入ってる! こういう会が全国にあればいいのに! 皆さま、ご存じかもしれませんが、日本で孤独死する人の割合は、男性が圧倒的!なんと83%以上が男性なのです。
(出典:一般社団法人日本少額短気保険協会孤独死対策委員会2021年6月)
(第6回孤独死現状レポート 一般社団法人日本少額短期保険協会 孤独死対策委員会 2021年6月) これは、女性より男性の方が「家の外に自分の居場所を作ることが難しい」ということ。
男性は、一旦お仕事を辞めてしまうと、自分から積極的に作ろうとしなければ、本当に社会との接点が無くなってしまいがちです。しかも「大人の男性」には、誰も心配して声をかけてくれないから、結果として孤独死が増えてしまうんですね。
男性だって、きっと弱音を吐きたいはずなのに、「寂しい」「辛い」と声に出すことの難しさ。 だから、このチラシのような「男の居場所」の会的なものが、あちこちにできて、男性がどんどん参加すると、とても有効なセーフティーネットになるのではないだろうか?とはいえ、「新しいことをするのが億劫」「なにかと面倒くさい」という気持ちもわかる。
なので、兵庫県尼崎市の長尾クリニック名誉院長で、「痛くない死に方」の著者である長尾和宏先生は、孤独死防止にスナックが有効である (Dr.和の町医者日記より)とおっしゃっています。明朗会計のスナックなら安心して立ち寄れる。愚痴や弱音を吐き出しやすい雰囲気もいい。男性の皆様、いかがでしょうか? ちなみに、今話題のChatDPTにも「孤独死を防ぐにはどうすればいいの?」と聞いてみました。
なんと!ほんの2、3秒でこの回答が出てくるとは!AIの進歩はすごいですね。もう一歩踏み込んでAIが孤独死を防止してくれるシステムができる日も近いのではないかと思います。
セカンドライフの会の終活セミナーで出たご質問については、また後日。「男の居場所」の会に参加するには、自分の興味の再確認が必要なんじゃないかと思うので、エンディングノートに書いてみると心の整理もできるかも?!
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