【終活で親に聞きにくい事トップ3】これは使える!親への話の切り出し方とは?みんな、終活一年生

【終活で親に聞きにくい事トップ3】これは使える!親への話の切り出し方とは?

「終活で親や兄弟に聞きにくいこと、話しづらいことは何ですか?」という「美と体」のサイトOurAgeで紹介されていたアンケートがとっても興味深い!嬉しいわぁ~。こんな大規模なアンケート、個人では実施できないので、メディアさんの偉大な力に乗っかって、私なりの解説をしたいと思います。執筆されたOurAgeのギリコさん、ありがとうございます!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」の、「終活で親やきょうだいに聞きにくいこと、話しづらいことは何ですか?」というアンケート結果で、

想像通りのランキングトップ3

1位「財産(預貯金、保険金など)や相続について」598票

2位「お墓や葬儀のこと」150票

3位「延命処置を希望するかなど」70票

そりゃそうでしょうよ。聞きにくいに決まってますよ。ましてや、50歳の親世代と言えば、70代から80代。相続やお墓、延命治療の話など、水を向けようものなら

「まだまだ元気だから」「縁起でもない」「そんなに早く死んでほしいの?」というオーラ全開で、とても聞けたものではありません。

さらに義理の父母ならその50,000倍ぐらいハードルあがります。でもね。人間、いつ何が起こるかわからないんですよ。そのまま何も言わず死んでしまって、困るのは、残された家族。「せめてヒントだけでも、お願い!」という子世代の祈りが聞こえてきそうです。

終活の最適ツールと言えば、「エンディングノート」。先週の記事で紹介した「エンディングノートって、なに??」という方もいますが、やはり葬儀やお墓など、重要事項なんだけど、まだ気乗りがしない、という親世代はたくさんいます。 ってか、そんな方がほとんどじゃないかな?当然、「これ、書いてね。」と渡すだけなら、全く書いてくれません!

でも、もし、親御さんにもしもの事があったら、精神的負担と金銭的負担と、体力的負担が一度に押し寄せます。恐ろしいほどの破壊力です。色々聞きたいけど、たまにしか顔合わせないのに、いきなりそんな話切り出せない、という方にお勧めなのが、こんな切り出し方↓↓↓↓

家族で話あう様子

「ねぇ、お父さん(お母さん)。アタシの先祖って、どんな人だったんだろう??NHKのファミリーヒストリー見ててふと思ったんだよねぇ~。」とか

「お父さんの先祖のお墓は知ってるけど、お母さんの先祖のお墓って、どこにあるの?知らないんだけど。」とか

「オレは、お墓にはいりたくないなぁ~。お父さん(お母さん)はどう?」 とか、話を振ってみると、

「あんた、何言うてるん?3歳ぐらいのとき、お母さんの先祖の墓参り行って「カタツムリ、でかっ!!」ってびっくりしてたやん!覚えてないの??(そんなん、覚えてるかっ!)」とか、「お父さんは、もうお墓予約しとるで(えええ~~!そんな大事なこと、早よ言うてよ!)」とか、

ビックリするような大切な情報がボロボロ出てくるかもしれません。

そして、一番お勧めなのは、「最近自分でエンディングノートを書いてみてるんだけど、知らんことが多いから、教えてくれへんかな?うち、宗派とか、あるん?」とかダイレクトに聞いてみると、「さぁ、宗派は知らんけど、おじいちゃんの法要の時、〇〇寺のお坊さんに来てもらったで。

えらいようけ(たくさん)お布施包んで大変やったわ。」⇒ほらほら!お寺が分かったら、宗派がわかります。その時のお布施の額もわかります。これって、すごい重要な情報がボロボロ出てきましたよ!

親の終活の事を直接聞くのは、気が引けるけど、自分の事として聞いてみると、その流れで親の思いも自然に引き出せることが結構あるんですっ!!(これ、テストに出ます!(苦笑)

あくまで、「子ども目線で、自分に関する重要なことを、教えて欲しい」というスタンスで聞いてください。思い出話で脱線することが多々あるかもしれないけど、それらも非常に重要な情報です。聞き逃さないように、耳ダンボです!!そして聞き出したら、忘れないうちに、エンディングノートに書き留めておきましょう。

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