終活での断捨離はいつから?やり方のポイントや年代別ポイントを解説

断捨離は年齢が若いほど「まだ早いのでは?」と思ってしまいがちです。しかし、断捨離に早すぎることはありません。この記事の年代別の断捨離ポイントを参考に是非取り組んでみて下さい。

断捨離はいつから始める?おすすめの時期

終活での断捨離はいつから?やり方のポイントや年代別ポイントを解説01

断捨離を始めるおすすめの時期は、「断捨離をするにはまだ早い」と思っている頃です。

終活での断捨離というと遺品整理で家族に迷惑をかけないようにするためや、人生の終わりに向けての準備、という目的ばかりに意識が向きがちです。たしかに断捨離にはそのような目的もあります。

しかし、断捨離を始めてみると“人生の終わり”よりも“これからの人生をどのように生きたいか”に意識が向いてくるのです。これは断捨離を始めた人だけが味わうことのできる気持ちなのかもしれません。

断捨離を始めるのに年齢は関係ありません。早ければ早いほどすっきりと整理された家で快適に自分の思い描いた人生を送ることができるのです。

不用品をすっきり整理できる!断捨離の3つのポイント

断捨離を始める時は次の3つを意識してみましょう。途中で挫折することなく断捨離ができるはずです。

「手放す→収納」の順番で行う

断捨離を行う時は、「何を残すか」の判断をまず先に行いましょう。“この収納ケースに収まるように”などと収納のことも考えていると、物の捨てすぎや捨てなさすぎの原因になります。収納のことは最後に考えることにして、本当に大切なものだけを選び残りは手放しましょう。

どこから断捨離するか迷ったら、見えるものから始める

どの部分から断捨離するか迷ってしまうと、結局何もしないままヤル気がなくなってしまう恐れがあります。どこから始めようか迷った時は、まず見えるものから始めてみましょう。始めてみると断捨離したい部分が見えてきます。

判断に迷ったら「保留」もOK

残すか残さないかの判断に迷った時は一旦「保留」にしても問題ありません。保留することで慎重な判断ができ、物の捨てすぎや捨てなさすぎを防ぐことができます。ただし、保留したものに最終判断をいつ行うかの「保留期限」をつけておきましょう。

年代別の断捨離のポイントと方法

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30代の断捨離ポイントは、20代で買ったものです。

一人暮らしの時に買った便利家電や一人用の卓上調理器具など、「あったら便利かも」「ちょっと買ってみようかな」と気軽に買ったもののあまり出番がなかったものはありませんか?出番がなかっただけに新品同様にきれいな状態で今まで捨てきれなかったものは思い切って断捨離しましょう。もったいないと感じるのであれば、人に譲ったり買取に出す方法もあります。

20代で買った洋服も断捨離ポイントです。サイズは大丈夫かもしれませんが、20代の時に似合っていた流行の服を30代になってから着ると、もしかしたら周囲の人にイタい人という印象を与えかねません。30代になったあなたには30代らしい上品で素敵な洋服が似合うはずです。勇気を持って断捨離しましょう。

40代の断捨離ポイントは、実家の片付けと不用品の処分方法です。

40代の子どもの親は60代70代が多く、まさに終活世代です。親御さんも終活で断捨離に取り組んでいる最中かもしれません。実家に自分の荷物を置いたままにしていませんか?実家に自分の荷物を置いているのが悪いことではありません。自分が置いている荷物の内容を把握していて、その荷物が実家でぜひ保管して欲しいものであれば問題ないです。

しかし、たいていの場合は荷物の内容まで正確に把握できていない人や、自宅での置き場に困ってとりあえず実家に置いている人が多いのではないでしょうか。親御さんが家の断捨離をしたくても、子どもの持ち物を勝手に捨てることができずに困っているかもしれません。帰省の際に少しずつでも実家に置いてきた自分の荷物を断捨離しましょう。

40代ともなると、自分の趣味のものが増えていると思います。趣味以外のものでも不要なものがあれば断捨離しましょう。ここでポイントになるのが、不用品の処分方法です。40代は子どもの学費や住宅ローンで月々の出費が大きくなりがちです。不用品の中で価値があるものや状態が良いものがある時は、ネットオークションやフリマアプリに出品したり、リサイクルショップなどの買取業者に依頼して買い取ってもらいましょう。賢く断捨離することも大切です。

50代の断捨離ポイントは、老後に備えた安全確保です。

高齢になり足腰が弱くなってくると、50代の時には考えられないような場面で怪我をしてしまうことがあります。例えば、少しだけ出ていて歩く時に邪魔になる低いテーブルの角、仮置きのつもりでずっと床に置いている物などです。今は軽々とよけて歩くことができても、60代以降になるとよけたつもりが足をとられて転倒し骨折することもあるのです。家の中の動線上に物を置かないことを意識して断捨離をすすめましょう。

50代は元気な人も多いですが、60代になると体のあちらこちらに不調が出始めます。処分や運搬が大変になる大きな家具・家電に不要なものがある時は、50代のうちに早めに断捨離しましょう。

60代の断捨離のポイントは、セカンドライフの準備です。

60代は定年退職の時期です。これまで一生懸命に働いてきた方は、これからは自分の趣味や生きがいに時間を使う新しい生活が始まります。家で過ごすことが今までより増えるので、快適に生活できるよう断捨離でスッキリさせておきましょう。通勤用のスーツや洋服、靴、バックなど不要になったものは思い切って捨てましょう。

60代は一番下の子どもが独立して夫婦二人の生活が始まる時期でもあります。食器や食べ物の備蓄品、タオルなどの量に気を付けて徐々に夫婦二人の分量に減らしていきましょう。

断捨離後は物の収納位置を意識することもポイントです。

ポイントは「目の高さから膝の高さまでの位置」に収納することです。この位置が体に負担をかけずに物の出し入れができる場所です。

踏み台を使わないと届かないような高い場所は、足腰が弱くなると出し入れが大変になります。踏み台から落下して怪我をするかもしれません。また、足元の低い位置に収納した重いものは持ち上げる時にぎっくり腰になる危険があります。

70代の断捨離のポイントは、安全面を優先することと人のちからを借りることです。

70代になると若い頃のような体力・気力が有り余っている方はめったにいません。体のどこかには動かしにくい部分や痛みが出やすい部分があるはずです。体に無理がないように断捨離をすすめていきましょう。

家中のすべての物に対して必要かを考えて断捨離していくのが理想ですが、まずは生活をする場面の動線上を何ヶ所かに分けて断捨離をしましょう。例えば、「料理を作る時の動線上」や「寝室からトイレまでの動線上」などです。こうすることで使用頻度の高い場所を優先的に片付けることができます。転んで怪我をしないためにも、生活でよく使用する場所から優先的に断捨離しましょう。

また、大きい家具や家電を動かす時や処分したい時などは、無理をせずに子どもや業者のちからを借りましょう。自分でできると無理をして怪我をしてしまっては元も子もありません。人に頼ることは恥ずかしいことではないので、自分の体を大切にしながら断捨離をすすめましょう。

断捨離でよくある質問

  • 断捨離と生前整理は違うのですか?
  • 生前整理とは、ご自分の身の回りの物を片付ける事で、その片付け方の手段の一つとして、「断捨離」があります。ものが多すぎて一人では片付けられない、何から手を付けていいかわからない、という方は、片付けのプロの方と一緒に整理を進めていくとよいでしょう。
  • 基本断捨離する物はなんですか?
  • 衣類や食器、和服、家具など、明らかに不要なものは、少しずつ処分していくとよいでしょう。また、不動産や借金など、後で家族が対応に困るものは、できるだけ解決の目途を付けておくことが肝心です。もし自分ではとても手に負えない、という事であれば、現状を正直にエンディングノートなどに明記しておきましょう。
  • 家庭の書類(病院の領収書・お薬明細・保険車関係の書類など)の断捨離はどうするべきか?
  • 必要書類は、間違って捨ててしまわないように、まとめて一か所に置いておくのがいいでしょう。できれば、家族の目につきやすいところ、例えばリビングの棚、電話の横、本棚など、普段よく利用する場所に置いておくのがお勧めです。紙類は、失くしやすいので、クリアフォルダーや大きめの封筒などにまとめて入れて置いたり、エンディングノートにはさんでおくのもいいでしょう。
  • 断捨離はどこまでしておけばいいのか?
  • 家族に迷惑をかけたくない、という思いはどなたにもあると思います。一気に片付けてしまおうとすると、体調を崩したり、けがをしたりすることもありますので、無理のない範囲で、少しずつ進めていきましょう。自分が納得できるまで片付けられなかった、という方は、何をどういう風に処分して欲しいか、自分の希望をエンディングノートなどに書き残しておきましょう。
  • まだ状態もよく綺麗な物がたくさんあります。全部処分しないといけないのでしょうか?
  • まだ使えるのに捨ててしまうのがもったいない、という方は、家族や知り合いに、欲しいかどうか聞いてみましょう。誰も欲しいといわない場合は、メルカリなどのフリーマーケットやリサイクルショップで買い手がつくかもしれませんので、売りに出してみるのもお勧めです。
  • 実家に不用品がたくさんあります。父や母に片付けてもらうにはどうすればいいでしょうか?
  • 相談者様にとっては不用品でも、お父様やお母様にとっては、思い入れのある物かもしれません。勝手に処分を進めるのではなく、お話相手になりながら、一緒にお片付けをしていくのも一つの方法です。お父様やお母様がいらっしゃらない間に、勝手に物を処分してしまうと、家族のあいだがこじれてしまう原因になりますので、やめましょう。

終活での断捨離はいつから?やり方のポイントや年代別ポイントを解説のまとめ

断捨離は1日で終わるものではありません。一気に終わらせようとせず、自分の今までを振り返りながら・これからの自分を想像しながら、少しずつすすめていきましょう。たとえ1日10分だけでも気持ちがすっきりしたり、気分が明るく前向きになります。

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