終活コラム "終活の身辺整理"

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終活の身辺整理

終活の身辺整理01

断捨離や片付け術など、不要な物をもたないライフスタイルが、昨今注目されていますが、身辺整理も同様、雑然と増え続けた物を整理、処分して、現在の生活をより良くするものです。これらは自分のための行為ですが、終活を見据えた身辺整理の場合は〝残される家族のため〟という視点をもつことが重要です。

書類・カード類の整理

預金通帳や保険証書、有価証券、登記簿など財産に関わるものや、保健証、年金手帳、確定申告関連の書類など死後の手続きに必要なものは整理し、しまっている場所が家族に伝わるようにしましょう。また、電気、ガス、電話、インターネットなど各種サービスの契約先、クレジットカード、それぞれの引き落とし口座などを明記しておくと、残された家族が助かります。

・財産の整理
まずは、自身の財産について把握しましょう。使っていない預金通帳やクレジットカードがあれば解約しておきます。また、病院や葬儀の支払いのために、ある程度現金化したり、預金を家族名義に変更(金額によって相続税の対象となる場合もある)したりしておくと安心です。

場合によっては、遺産相続を見据えて、不動産を売却し遺産分割しやすいようにしたり、遺言書を作成したり、大切な家族が相続のことで揉めないよう配慮することも必要です。
特に気をつけたいのは、ローンや借金など、負の財産を明らかにしておくことです。相続開始を知って3ヶ月以内であれば、相続放棄ができます。残された家族にマイナス財産を負わせないよう気をつけましょう。

身の回りの物の整理

衣類、食器、書籍など、身の周りにあるもので何年も使用していない物は、思い切って処分しましょう。リサイクルショップやネットオークションで売却するのも一つの手です。時計や貴金属、着物などは、家族や友人に譲ってもよいでしょう。

また、パソコンやスマートフォンが当たり前の時代、SNSの削除や、課金サービスの解約などのために、各URLやID・パスワードを明記しておくことも必要です。人に見られたくないデータは消去しておきましょう。

・エンディングノートでらくらく身辺整理
終活としての身辺整理は、整理した内容が家族に伝わることが重要です。そのために役立つのが、エンディングノートです。市販のエンディングノートであれば、やるべきこと、書き残しておくことが項目別に記されており、単なる伝達ツールでなく、身辺整理を行う上での手引きともなるでしょう。

身辺整理は、時間も労力もかかる作業です。自分のために、そして、大切な家族のために、元気なうちにコツコツと進めていきましょう。

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