自分でできる身辺整理の方法

「整理」は、ついおっくうに感じてしまいがち。終活で行っておきたいこととして「身辺整理」があります。
「整理」と聞くとおっくうに感じてしまったり、「年齢的に身辺整理はまだ早い」と感じたりすることがあるかもしれません。
しかし、できることなら身辺整理は早い段階で始めたいところです。身辺整理を行う理由と自分でできる身辺整理の方法についてみていくことにしましょう。

自分でできる身辺整理の方法とは?

自分でできる身辺整理の方法01

身辺整理の基本は「必要なもの」と「必要ではないもの」に分類することです。

必要なものとしては、毎日の生活で使用するものや、思い出深い品々などがあります。一方、悩みがちなのは必要ではないものを選ぶことです。必要なものであるかどうかは「日頃から使っているものかどうか」という基準で選ぶと良いでしょう。

身の回りを見わたすと、日頃から使っていないものは意外と多いものです。しかしながら、使えるものを捨てるのはもったいないという気持ちになり、捨てることをためらってしまうことがあるかもしれません。

そのような場合は、リサイクルショップに買い取ってもらう方法があります。また、本や衣類などはリサイクルに出して再資源化することもできます。

再資源化によって再度利用されることを考えれば、捨てることに対するためらいが感じにくくなることでしょう。

また、処分するものが多い場合や、家具や家電品など、処分品に大型のものが多い場合は、不用品回収の業者を利用することで、身辺整理を短期間で済ませることができます。

身辺整理の作業は意外と体力を使うため、年齢を重ねるごとにつらく感じてしまいがちです。身辺整理を始めようかと考えた今こそ、自分のために身辺整理に取り組んでみてはいかがでしょうか。

身辺整理を行う理由は?

自分でできる身辺整理の方法02

身辺整理とは、人生の節目となるタイミングにおいて身の回りを整理し、不要なものを処分して必要なものだけを残しておくことです。

終活で身辺整理を行った方が良い理由は、残された家族や親族に迷惑をかけないこと、自分自身が比較的元気な間に整理整頓の作業ができることがあげられます。

自宅の中には、自分自身が想像している以上にたくさんの道具がありますが、自分自身が亡くなった後に残された家族や親族がそれらの道具を片付けるとなると、かなりの負担となってしまいます。

その点、自分自身が元気であれば、不要なものを処分する気力や体力が十分であるために、身辺整理がはかどりやすいこと、そして、自宅にある道具をできるだけ少なくしておけば、自分自身が亡くなった後に残された家族や親族が自宅の片付け作業を行う場合、作業負担を減らせるメリットがあります。

そのほか、身辺整理に取り組むことで、すがすがしい気持ちになるものです。身辺整理は、自分自身が亡くなる前の前準備ととらえることもできますが、残りの人生を快適に過ごしやすくなる点もメリットといえるでしょう。


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自分の書類・カード類の整理

預金通帳や保険証書、有価証券、登記簿など財産に関わるものや、保健証、年金手帳、確定申告関連の書類など死後の手続きに必要なものは整理し、しまっている場所が家族に伝わるようにしましょう。

また、電気、ガス、電話、インターネットサイトなど各種サービスの契約先、クレジットカード、それぞれの引き落とし口座などを明記しておくと、残された家族が助かります。

・財産の整理
まずは、自身の財産について把握しましょう。使っていない預金通帳やクレジットカードがあれば解約しておきます。また、病院や葬儀の支払いのために、ある程度現金化したり、預金を家族名義に変更(金額によって相続税の対象となる場合もある)したりしておくと安心です。

場合によっては、遺産相続を見据えて、不動産を売却し遺産分割しやすいようにしたり、遺言書を作成したり、大切な家族が相続のことで揉めないよう配慮することも必要です。
特に気をつけたいのは、ローンや借金など、負の財産を明らかにしておくことです。相続開始を知って3ヶ月以内であれば、相続放棄ができます。残された家族にマイナス財産を負わせないよう気をつけましょう。

ネットオークションサイトなどを使って身の回りの物の整理

衣類、食器、書籍など、身の周りにあるもので何年も使用していない物は、思い切って処分しましょう。リサイクルショップやネットオークションで売却するのも一つの手です。時計や貴金属、着物などは、家族や友人に譲ってもよいでしょう。

また、パソコンやスマートフォンが当たり前の時代、SNSの削除や、課金サービスの解約などのために、各URLやID・パスワードを明記しておくことも必要です。人に見られたくないデータは消去しておきましょう。

・エンディングノートでらくらく身辺整理
終活としての身辺整理は、整理した内容が家族に伝わることが重要です。そのために役立つのが、エンディングノートです。市販のエンディングノートであれば、やるべきこと、書き残しておくことが項目別に記されており、単なる伝達ツールでなく、身辺整理を行う上での手引きともなるでしょう。

身辺整理は、時間も労力もかかる作業です。自分のために、そして、大切な家族のために、元気なうちにコツコツと進めていきましょう。

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