入院に身元保証人が必要な理由5つ!家族がいない場合の対処法や注意点

入院には、「身元保証人」を求められることがあります。身元保証人は家族や親族がなるのが基本ですが、実は友人や職場の同僚でも引き受けることが可能です。しかし、身元保証人は病院にとっても引き受ける人にとっても、かなり重要な役割になります。入院の準備から手伝ったり、治療内容を一緒に聞いたり、場合によっては金銭的な負担をしなければならないこともあるからです。

入院の身元保証人は、慎重に決めなくてはいけません。今回は、入院に身元保証人が必要な理由5つと、家族がいない場合の対処法をご紹介します。入院の身元保証人を選ぶときの注意点についてもご解説しているので、ご参考にしてください。

入院に身元保証人が必要な理由5つ

入院に身元保証人が必要な理由5つ!家族がいない場合の対処法や注意点01

入院に身元保証人が必要な理由は、患者のサポートや金銭的問題が発生したときの対処を行う人がいた方が、病院にとって負担が少なく安心だからです。

ただし、身元保証人が担う役割は病院によって違います。入院に身元保証人が必要な理由5つを詳しくご解説します。

治療説明のため

身元保証人は、入院や手術における治療説明を患者と一緒に受けることがあります。病院は治療説明を患者だけでなく身元保証人にも聞いてもらうことで、治療への理解を深めてもらいやすくなり、安心できるからです。

また、患者にとっても一緒に治療説明を聞いてくれる人がいると、不安や心配を軽減できるのがメリットです。

身元保証人は入院前の治療説明だけでなく、治療過程での説明や、病院からの治療方針相談などに乗ることもあります。

入院に必要な準備のため

入院に必要な準備は、保険手続きや生活品の用意などたくさんあります。

患者が元気な場合は自分で行うのも可能ですが、病気や怪我で動きづらかったり高齢者であったりする場合は、入院前の準備を一人でするのは困難です。

患者に頼れる人がいない場合、病院は身元保証人に対して、必要な提出書類や揃えてほしい生活用品の一覧などを渡します。身元保証人には、入院に必要な準備をしてあげる役割もあります。

想定外の事態に対応するため

入院中は、治療トラブルや急な容態変化など、いつ想定外の事態が起こるか分かりません。

特に、患者の容態が悪く本人と意思疎通ができない場合は、病院は独断で治療を進めなければならず、さまざまなリスクの懸念があります。

急なトラブルや想定外の事態が起こったとき、身元保証人に連絡をとって治療方針の相談などができれば、病院にとっても患者や家族にとっても安心です。

身元保証人は、緊急連絡先としてそのような事態に対処することもあります。

入院費用を払えなかったときのため

身元保証人には、患者が入院費用や手術費用を支払えない場合、代わりに支払いをする義務が発生します。

病院が身元保証人を求める大きな理由の一つが、この入院費用の支払い保証です。ただし、病院によっては入院費用の支払い保証を、身元保証人には求めないこともあります。

※身元保証人ではなく、「連帯保証人」に支払い義務を求める場合など

身元保証人として病院の書類にサインをするとき、「入院費用、それに伴う諸費用は本人及び身元保証人が責任をもって支払う」などの文面があった場合は、入院費用の支払い義務を課せられます。

金銭的トラブルを避けるためにも、身元保証人の契約書には慎重に目を通すようにしましょう。

万が一のときに身柄を引き取ってもらうため

身元保証人は、患者に万が一があった場合に身柄を引き取る役割もあります。死後の事務手続きや、家族がいない場合は、葬儀の準備などを担うことも。

費用が発生することもあり、手続きにも時間がかかるため、覚悟の必要な役割です。身元保証人を依頼する側もされる側も、発生する義務については事前にしっかり話し合い、理解と了承を得ておくようにしましょう。

身元保証サービスとは?

身元保証サービスとは、民間の事業者が行うものです。

特に専門の資格や許認可などはありませんが、身元保証契約を結んで行うものなので、弁護士を始めとする士業の先生や、相続や終活の専門企業などが行うことが多いサービスとなります。

身元保証サービスの内容は、パートナーやお子さんなどがいない人が、病気の治療のため入院する場合や、介護が必要になったため老人ホームなどに入所する場合に、家族の代わりに第三者が身元保証人となるものです。

たとえば、次のような場合におすすめのサービスになります。

頼れる親族がいない場合

お子さんがおらずパートナーに先立たれてしまい、1人になってしまわれた方や、未婚の方など、頼れる親族がいない場合は、入院などが必要になったときに備えて、身元保証サービスを契約しておくと安心です。

遠縁の親戚などに迷惑をかけたくない場合

「遠い親戚はいるけれど、昔会ったきり…」という相手に、入院や介護などで連絡をとることに抵抗を感じられる方もいるでしょう。そのようなあまり縁のない相手に、「いざ○○さんに何かあったら、私たちがどうにかしなくちゃ」とずっと思わせておくことも、心苦しいのではないでしょうか。そのような場合、身元保証サービスを契約していれば、いざ入院などが必要になったときに、相手に気を遣いながら手続きに来るようお願いする必要がありません。 また、身元保証サービスを受けていることを相手に知らせれば、相手の心配も軽減できるでしょう。

日常生活に不安がある場合

身元保証サービスの内容によっては、日常生活の支援を併せておこなってくれるものもあります。たとえば、日常の買い物などの手伝いをしてくれたり、相談相手になってくれたり、何かあったときに親族に連絡をとってくれたりするサービスです。すべての身元保証サービスに、こうした日常生活の支援サービスがついているわけではないのですが、身元保証を必要とする人の多くが、不安に感じていることでもあるため、近年はこうした複合的なサービスが増えています。1人で生活することに不安を感じている方は、日常生活の支援サービスと身元保証サービスが合わさったものを選んでもよいでしょう。

身元保証人を頼める家族がいない場合の対処法

実は、身元保証人は家族ではなくても構いません。高齢者や遠方に住んでいる人でなければ、友人や同僚に頼むのも可能です。

また、家族や友人、同僚に頼まなくても対処できるケースもあります。身元保証人を頼める家族がいない場合の対処法のご紹介です。

友人や同僚に頼む

若くて信頼のおける友人や同僚がいる場合は、身元保証人を頼んでみるのも手段の一つです。仲の良い人であれば、力になりたいと快諾してくれるかもしれません。

しかし、身元保証人の役割は重大で、精神的にも身体的にも負担がかかる可能性があります。

友人や同僚に頼むときは、身元保証人の役割と責任をしっかり伝えて、了承してもらえるようにしましょう。

身元保証人サービスを利用する

身元保証人サービスとは、身元保証人を頼める人がいない場合に、身元保証人を代行してくれるサービスです。

身元保証人サービスの利用を検討するときは、

  • 入院に必要な手続き
  • 入院に必要な生活用品の準備
  • 入院費や手術費の支払い保証

など、身元保証人として必要な入院のサポートをしっかりしてくれる会社を選ぶようにしましょう。

終活サポートでは、一般社団法人「全国シルバーライフ保証協会」と業務提携をして身元保証のご相談をお受けしております。

  • 入院時の生活用品の手配
  • 緊急時の病院への駆けつけ
  • 入院手続きおよび退院手続き
  • 主治医とカンファレンス同席
  • 入院費用の連帯保証(病院に対する保証)

など、入院時の不安を解消してくれる、手厚い内容を保証しています。

オプションとして、お買い物代行、銀行手続き代行、遺言書作成サポート、などのお手伝いサービスも利用できます。

全国11ヶ所【東京・北海道・宮城・福島(3拠点)・愛知・京都・滋賀・大阪・岡山・広島・福岡の全国13拠点の司法書士・行政書士をはじめとした各専門家が連携して対応させて頂いております。】に相談窓口があり、電話(0120-432-040)やメールでのお問い合わせも可能です。

入院の身元保証人を頼める人がいなくて悩んでいる方は、身元保証を専門家がサポートさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。

身元保証人を求められない病院を探す

入院時に身元保証人を用意することは、法律で定められているわけではありません。

リスク軽減のために身元保証人を求める病院が多いのは事実ですが、全国には身元保証人がいなくても入院できる病院はたくさんあります。

身元保証人を頼める人がいなくて、サービス利用も難しい場合は、身元保証人を求められない病院を探してみましょう。

入院の身元保証人を選ぶときの注意点

入院の身元保証人は契約書にサインするだけでかんたんになれますが、担う役割や責任は重大です。

最後に、入院の身元保証人を選ぶときの注意点をご紹介します。

勝手に書くのは絶対にNG

身元保証人を家族や友人に頼みづらいからといって、勝手に名前を書くのは絶対にNGです。身元保証人は、多くの場合、入院費保証や身柄引取りを求められます。

自分は金銭的余裕があるし迷惑を掛けることはないから大丈夫、と思っていても、入院中はどんな事態が発生するか分かりません。

軽い気持ちで勝手に書くようなことはせず、身元保証人は頼める人にしっかり説明をして、了承のうえで本人にサインしてもらうようにしましょう。

病院が身元保証人に何を求めているのか確認する

病院によって、身元保証人に求める役割や内容は違います。

万が一のためだけに身元保証人を求める場合もあれば、定期的な治療説明への参加など役割が多いケースも。負担度によって、家族や友人や誰に頼むのがいいのかは変わってきます。

身元保証人を誰に頼むか決める前に、病院には事前に身元保証人の契約内容を確認しておくと安心です。

入院の身元保証人は慎重に選ぼう(まとめ)

入院の身元保証人は、法律で定められている制度ではありません。しかし、入院費用の担保や想定外の事態に備えて、入院時に身元保証人を求める病院はたくさん存在しています。

身元保証人の主な役割は、入院前の準備サポート、治療説明や相談を患者と一緒に受ける、入院費用の保証、身柄引取りと死後手続き、などです。担う役割と責任は病院によって違いますが、どれも重大な内容となっています。

身元保証人は、家族ではなくても構いません。友人や同僚に頼んだり、手厚いサポートをしてくれる身元保証人サービスを利用したりすることも可能です。

頼みづらいからといって、身元保証人の欄に勝手に誰かの名前を書くのは、トラブルの元となるため、絶対にしてはいけません。身元保証人は責任ある立場となるため、慎重に選んで理解と了承を得てから、なってもらうようにしましょう。

今日のポイント

  1. 入院に身元保証人が必要な理由は患者のサポートや入院費用の支払い保証のため
  2. 入院の身元保証人は家族ではなく友人や同僚に頼んでもいい
  3. 身元保証人を頼める人がいない場合は身元保証人サービスの利用がおすすめ
終活全般相談窓口 終活全般相談窓口

▲この記事をシェア

その他に関連する記事

←「終活コラム一覧」に戻る
会員登録・ログイン
終活相談窓口 いい葬儀お客様センター
電話で相談する メールで相談する LINEで相談する 会員ログイン