【死後の世界はある?】後編 死後の世界を見たことがありますか?みんな、終活一年生
【死後の世界はある?】後編 死後の世界を見たことがありますか?
こんにちは。終活プロデューサー(終活P)の池原充子です。今週は、前回は、死後の世界を見た人から聞いたお話の前編でした。信じる信じないは自由です。実際に死後の世界を体験した人から聞いたお話の完結編です。
(前回の最後の部分を引用)すると、山の方からリュックのようなものを背負ったおじいさんが子どもたちの方へヒューンと飛んできて、それを見つけた子どもたちが、まるでおじいさんを待っていたかのように満面の笑みで手を振り「おじいさーん!」というと、おじいさんはそのうちのひとりを捕まえて、一瞬でヒューン!と山の上の鳥居へ吸い込まれていったそうだ。(引用終わり)
この次に彼女が言った言葉に、私は驚愕して鳥肌が立った。なぜなら、「おじいさんのリュックのようなものに入っていたものは、今世だけでなく、過去世からずっと続く魂のようなもので、それを持ったまま未来世へ生まれ変わる。」というではないか!
ん?? で??? 説明しよう。
これは、仏教でいうところの「三世因果の道理」「阿頼耶識」
三世(さんぜ)とは、
- 過去世 ←自分が生まれる前のこと
- 現在世 ←いま、まさに自分が生きている世界、生まれてから死ぬまでの間
- 未来世 ←自分が死んだ後のこと
「すべての結果には、必ず原因がある」
「自分の行いが、自分の運命を生み出す」
阿頼耶識(あらやしき)とは、
業力。自分がした行いの蓄積。 絶対に消えないので業力不滅といわれ、「アラヤ識(あらやしき)」という心の中に蓄えられ、発言や行動の基になる。人間の本当の心。
みなさんの知り合いの中に、 「散々悪いことしてたのに、なんもバチ当たらんなぁ。なんでや?」って人、いませんか? もしかすると、その人は、次の世やその後の未来世で、恐ろしい報いにあうかもしれません。それを、仏教では、三世因果の道理(因果応報)と言います。
要するに、 「おてんとさんが見てるから、悪いことしちゃ、ダメ!」 っておばあちゃんが言うのは、仏教的には正しいってことですね。 もし、彼女の話が、大人になってからの体験談だったら、色んな知識や経験が作り上げた幻想でしょ。って軽く受け流すこともできるかもしれません。
しかし、たった8歳ですよ。仏教のブの字も知りませんよ。(現在も彼女は仏教徒でも、仏教のことが詳しいわけでもない) これは、もう、 「あの世なんてあるわけないと思ってたけど、マジだったのねぇ~。釈迦、やるじゃん!」って、なりません? (え?ならない?まあ、それは個人の解釈の違いってことで)
そして彼女は、神様仏様のような門番から、「お前はまだやることがあるから戻れ。失敗してもいいから、ずるい事だけはするな、と他の人に伝えるのがお前の役目だ」と言われた後、急に息苦しくなり、意識が戻ったそうです。
今まで極楽天国のような綺麗な場所にいたのに、急に現実に戻った彼女の体には、痛みや苦しみが容赦なく戻ってきました。 その時、小学校2年生だった彼女は、 「これが(痛みや苦しみ)生きているという事なんだ。
あの極楽天国のような綺麗な場所こそが、人間の本当の居場所なのに、痛みや苦しみばかりの現実世界で頑張って生きていかないといけないんだ。修行させられてるんだ」と思ったそうで、これも驚いたことに、お釈迦様が言った「人生は苦なり」という言葉とピタリと一致するのです。
やばっ。やっぱ、釈迦、まじすげぇー!! さらにさらに。この話はこれで終わり、ではなく、 彼女は、昏睡状態の間に、病室の外側で起こった出来事を見ていた(!)というのです。(幽体離脱とか幻聴ということではなく、見ていたと。)
それは、
- 担当医が眼鏡を忘れてきたので、慌てて取りに行くとき廊下を走って転んだ →(その時廊下にいたのは、担当医だけ。転んだことは誰も知らない)
- 新人の看護師さんが、指示したものと違うものを持ってきて、担当医が注意した →(器具の名前を言ってましたが、忘れました)
- 看護師さんが、母親に「こんなに小さいのに可哀そうに。絶対助けますから」と病室から離れた廊下で話した →(病室からは外の声は聞こえない)
といったことを、意識が戻ってから担当医に話をすると、
本当に、ビックリして、「どうして知ってるの?」と。それらはすべて事実で、なんでそんなことを意識がなかった彼女が知っているのか?ただただ驚いていたそうです。
人が生死をさまようとき、普段では考えられないような不思議な力が出てくるのかもしれませんね。 担当医はしばらくして、「医者は科学的なものしか信用しない人が多いのだが、これは僕が経験した事実なので、学会で発表しようと思う」と言ったそうです。
死後のことは、誰にも分りません。証拠もないし、証明もできません。でも「見た」という人は少なからず存在します。 それを信じるか信じないかは、個人の自由です。お釈迦さまですら、死後の世界は存在すると言っていますが詳細は語られていません。
彼女は、死後の世界は絶対ある、と言い切りました。 私も同じ体験をしていたら、きっと同じことを言うかもしれません。
私は、ただ、自分が死んだら、できるだけ山の上の方の鳥居に吸い込まれたいから、悪いことは絶対しないようにしよう。とだけ、強く思いました。 死んだら終わり。何もない無になるだけ、だと思っているなら、終活は必要ないと思います。
今、この時を存分に楽しんで、後のことがどうなろうと知らないよ。でいいと思うのです。でもそうではないかも、死んでも生まれ変わるかも、と少しでも思ってるなら、やっぱり終活は必要なのではないかと思います。皆さんの死生観に合わせて終活するかしないか決めればいいのではないでしょうか?
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