【ピンピンコロリを目指すあなたへ】その前に絶対やっておいて欲しいことがあります! みんな、終活一年生

【ピンピンコロリを目指すあなたへ】その前に絶対やっておいて欲しいことがあります!

こんにちは。「新幹線の二人席の真ん中にあるひじ掛けは、誰に主導権があるのかをハッキリさせて欲しい」終活プロデューサー(終活P)の池原充子です。先日、再び訪れた埼玉県熊谷市。

登壇予定の終活講演会の開催場所に到着したので、先方担当者に連絡するも、まったく電話が繋がらず。20分ほどロビーで待っていたのですが、大音量で「ビリーバンバン」や「かぐや姫」が流れてくるのが気になり、階段を上ってみると、終活講演会の受付場所に担当者様がフツーにお座りになっておりました。

ま、いいっか。こんなこともあるよね。と思いながら、壁に貼られていた告知を見ると、

は?! ライブ?! ああ、だからなのね。 リハやってたのね。

だから電話繋がらなかったのね。(・・・ということは、今日のメインは、終活講演会より、ライブなんじゃない?) という一抹の不安を抱えつつ、120分の終活講演会がスタート。

途中の10分休憩時、ご担当者様がしずしずとお近づきになられ、 「とても分かりやすいお話ありがとうございます。あのー、もしよかったら、あのー、この講演会の後、音楽ライブが30分ほどありまして、もしよろしければ、そのー、「講演会終了後に音楽ライブがあるから聞いていってね」ということを、そのー、お伝えいただければと。

あー、えーっとお時間のある方は、ということで、ご迷惑でなければ。」 全っ然、迷惑なんかじゃ、ありませんよっ! (ってか、やっぱ、そっちがメインだよねー) (あんだけ熱心にリハやってたんだもんねー。そうだよねー。)

満面の笑みで告知をドドンッと引き受け、休憩終了後、しっかりライブの告知を挟んで後半に突入いたしました。

講演会の中でお話しした、過去の質疑応答例について、

「娘二人に不動産を残そうと思っていたのに、娘たちにそのことを話したら、二人とも、『いらん!』といいます。それなら、孫にやろうと思ったら、孫も『いらん!』というんです。わしゃ、どうしたらいいんでしょうか?」

主催者様が、「実は、うちも全く同じ問題が起こってまして、息子にやろうと思っていたら、息子は「いらん」というし、孫にやるといったら、孫も「いらん!」と言われて、どうしようかなぁと。」 でしょー。

マジでこれ、大問題になってるんですよ。全国各地で。

だから元気なうちに 「♬あんなことぉ~、こんなことぉ~、あ~ったでしょう~♪」(by思い出のアルバム 芹洋子) って、話をしておくことが、いかに重要かっ!!

そしてモノの価値がどんどん変わってきているこのご時世、「モノを所有するということ」を、「所有する前」に、よくよく考えて欲しいのですよ。いったん持ってしまったら動かすことが容易にできない家、墓など。 所有することがステータスの時代はもう終わってしまったのではないかと。

でも、みんなきっと、この後の音楽ライブで頭いっぱいだよねぇ~と思っていたら、 「いやぁ。最後はピンピンコロリがいいよなぁ、とみんなでいつも言ってたんですが、今日のお話を聞いて、その前にいろいろやることがあるなぁと。家族といろいろ話をしてからピンコロするのがいいかなぁと思うようになりました。」

まさに、その通りっ! 熊谷市素晴らしいっ! ちゃんと伝わってるじゃんっ!! 熊谷市の未来は、日本一明るいことを確信した一日でした。

ご参加いただきました70名強の皆様ありがとうございました。そして次回は、京都府長岡京市で終活セミナーです。

今度も講演会終わりにライブか何かのイベントが用意されてるのかな? 告知技術に磨きをかけておかねばっ! ご家族とお話した後は、エンディングノートにもしっかり書き残しておくと、後で「あの時、何話したか忘れちゃった」ってなったとき、めっちゃ助かりますよ。

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