【エンディングノートって、なに??】友人の言葉に絶句!みんな、終活一年生

【エンディングノートって、なに??】友人の言葉に絶句!

先日、友人と「エンディングノート講座を開催してるんだ」という話をしていたら、「エンディングノートって、なに??」と聞かれたので、ちょっとショックを受けました。

友人は私と同い年なので、「当然知ってるだろう」と思ってたのですが、終活に興味がない人には、全く関係のないワードなので、知らなくても無理はないのか。「エンディングノート」は、一般的に浸透しているものと思い込んでいた私は、ちょっと自分の考えを見直さねばっ、とハッと思ったのでした。

という事で、エンディングノートとは何かを辞書で調べてみると

「エンディングノート」とは?自分が死んだときや、病気や老化によって意思を伝えられなくなったときに備え、伝えるべきことを書き留めておくノート。結末を意味するエンディングendingと、ノートnoteをあわせた和製英語である。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

他の辞書、辞典もだいたいこんな感じです。「自分が死ぬことを考えるなんて縁起が悪い」「怖い」というネガティブな感情を起こさせる要素がふんだんに盛り込まれているので、積極的に取り組む方はまだまだ少数派です。

なのに、なぜ、私が、全集中の呼吸でエンディングノートを解説しているかというと、人間は、絶対、死ぬからです。

「わたし」も「あなた」も「お隣の田中さん」も「お向かいの吉田さん」も例外なく、必ず死にます。でもそれがいつなのか、誰にもわかりません。だから、怖いんですよ!!そんなこと考えるのはっ!!

だけど、「もし、自分が今日死んだら?」を、5秒ほど想像してみると、

  • 「私の葬式どうするんだろう?誰が段取りするんだろう?」
  • 「キャッシュカードの置き場、伝えてなかったっ!」
  • 「ネット銀行のIDとパスワード、書いた紙の置き場わからんかも?」
  • 「仕事行かれへん!連絡しとかないと!連絡先、スマホに入ってるけど、ロックしてるパスコード変えたから、誰も知らんやんっ!!」
  • 「水道、ガスの引き落とし口座にお金入ってない!水道止められるっ!」
  • 「冷蔵庫の納豆、賞味期限2日前に切れてた!!」←(これはいらんか)

などなど。たった5秒でもこれだけの「どうしよう??」がでてきます。こんな気持ち悪い状態で、成仏できますか??

成仏どころか、背中にイヤ~な汗流れてきて、夜中に飛び起きそうですよね。おちおち寝てられないというか。とにかく不安でスッキリしないでしょ?

そんなイヤ~な気持ちを抱いたまま、悶々と生きていくより、気が付いた時でいいから、ちょこっとずつ、気になること書き出していくと、ビックリするぐらい、スッキリするんですよ、これが。

そうねぇ。例えば、ひどい二日酔いで、胃の中のもの全部吐き出したあとのようなスッキリさ、というと伝わるかしら??(注:私はあまり飲めないので、そんな経験はありませんが。)もっと別の例えだと、「地震が怖くて寝られない」という状態だったら、もう、「いつかわからないけど、地震は、必ず来る!」と腹をくくって、「地震が来た時持ち出すものを枕元に置いて、地震が来ても倒れたものの下敷きにならないように、ストッパーを取り付けておく」的な準備をしておくと、少し不安が和らいで、以前よりよく眠れるようになりますよね。

不安が少なくなると、スッキリして、その後ご機嫌で過ごせる。

つまり、エンディングノート書いちゃうと、スッキリして、その後の人生がもっと充実しちゃうっ!!(例外なし)ってことなんです。自分も絶対死ぬんだから、それを受け入れて、向き合うと、その後の人生が変わります。これは本当。

書いた人少ないから、確認できないかもしれませんが、嘘じゃありません。マジです。もっと踏み込んでいうと、エンディングノートは、最後まで書くことが目的じゃなくて、

  • エンディングノートに書いてある項目を、普段から、家族と話し合いましょう!
  • もしもの時に必要な項目がまとめられてるから、これを共有しておけば大丈夫!

ってことを、いつも、声を大にして伝えてるんですが、なぜか、なかなか伝わらない。私の伝達力がないという証ですね。もっと精進いたします。

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