【尊厳死とは?自分らしい最後を迎えるために】みんな、終活一年生

【尊厳死とは?自分らしい最後を迎えるために】今週の終活ウォーミングアップ

今週のお題は、「尊厳死」。難しいテーマではありますが、今後の標準的な選択肢の一つとなる可能性があるので、是非知っておいて欲しい言葉です。

「尊厳死」は、「安楽死と一緒じゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんが、日本尊厳死協会によると、尊厳死と安楽死の共通点と相違点を次のように説明しています。

尊厳死と安楽死の共通点

  1. 自己決定であること
  2. 不治かつ末期であること

尊厳死と安楽死の相違点

尊厳死は、延命治療の不開始、中止
安楽死は、死苦にも勝る苦痛の存在と、医師が患者に積極的に毒薬を注射するなどして殺すこと

つまり、尊厳死は、「もう治らない状態になった時に、ただ死期を引き延ばすためだけの延命措置をしない、と本人が決める」という事です。こうした本人の意思決定を明確にしたものが、尊厳死の宣言書(リビング・ウィル)と呼ばれるものです。

尊厳死は、まだ法律上認められたものではありませんが、尊厳死について理解を示している医師が増えており、前もって話し合うことで、自分らしい最後を迎えることができます。

「縁起でもない」と後回しにするより、「元気に笑って話せるうちに」自分の希望を家族や周りの人と共有することは本当に大切だと思います。

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