終活コラム "グリーフケア"

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大きな喪失感が変調を引き起こす

グリーフケア01

大切な人を失うと、大きな喪失感に襲われます。

死別という現実を受け入れられる人もいれば、受け入れきれない人もいます。

受け入れられない悲嘆は、さまざまな症状としてと表れます。

精神の変調(感情の麻痺、恐怖、不安、罪悪感、自責感など)や身体の変調(睡眠障害、摂食障害、体力の低下、頭痛、肩こり、めまいなど)を引き起こし、日常生活を上手に過ごせなくなる場合もあるのです。

と同時に、そのような変調をなんとか乗り越えて日常生活を取り戻そうとしますが、思うように成果が出ないことのストレスがさらに本人を苦しめます。

ケア対象者は二重に苦しめられることになり、自身の日常生活だけでなく、社会的な不適応すら起こすこともあり得ます。

グリーフケアに携わる人

グリーフケアとは、その道の専門家がいるというよりは、さまざまな現場に携わる人たちの取り組みと捉えた方がいいでしょう(もちろん専門のカウンセラーもいます)。
グリーフケアを実践している人は主に以下のような人たちです。

●宗教家
●医療関係者(医師、看護師など)
●介護福祉関係者
●葬儀関係者
●傾聴ボランティア

このような現場の専門家が日々の業務の中でグリーフケアに取り組むだけでなく、ケア対象者の家族や友人が、当人の悲しむに寄り添うこともあり、これも立派なグリーフケアと言えます。

【グリーフケアは”寄り添い”と”傾聴”が全て】

グリーフは、本人が時間をかけて乗り越えていくものです。
ですから、ケアする人間が自身の考えを主張したり、ある宗教の教えを促すことはよくないと考えられています。
グリーフケアの、基本でかつ最も大切な姿勢は、ケア対象者に寄り添い、話に耳を傾けることです。
日本グリーフケア協会会長の宮林幸江さんの言葉を借りるならば、「話を吸い取るように聴く力」こそが求められます。

かつての日本の通過儀礼もグリーフケアだった

現代でも葬儀のあとには定期的に寺院や親族が集まり、追善法要や年忌法要を執り行って故人を供養します。
年忌法要は33年をもって終えるのですが、それは33年という長い時間をかけたグリーフワークでもあったのです。
西洋的個人主義ではなく、村落共同体の調和を重視して生きてきた日本では、個人に寄り添うという手法ではなく、縁故者が集まってみんなで故人を供養し、お互いがお互いをグリーフケアしていたとも言えるでしょう。
日本では、死者は祖霊となり、やがては自分たちの生活空間の守り神(=氏神)となる信じられています。
グリーフケアは欧米からの輸入概念ですが、明治以前の日本人も、自分たちの風土や文化に見合ったグリーフケアをしていたのです。

グリーフケア

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