【痛くない死に方】現役医師が伝える理想の最後とは?みんな、終活一年生

【痛くない死に方】現役医師が伝える理想の最後とは?

本日のお題は、延命治療について

先週の最後に、ちらっとご紹介したのが、原作:長尾和弘先生(兵庫県尼崎市長尾クリニック院長、日本尊厳死協会副理事長)の「痛くない死に方」原作を読んで、何度も「うん、うん、そうよ、その通り!私もそんな風に死にたいわぁ~」とうなずき共感したお話。現場を知っているドクターが書いてるから説得力がすごい!

先週のブログで、両親に貯金がほとんどないという事に唖然とし、これから医療費やら介護費やらかかるんちゃうのん?!どうするん?!

とさじを投げていた私ですが、この本を読んで、「自宅で枯れるように死んでいく」のが、結局一番痛くない死に方なのだ、と激しく同意したので、両親にもぜひ勧めたいと思ったのでした。

終末期の医療は、本人も苦しむことが多く、病院では、「自然に任せる」ような死に方は難しい、と作者も言っています。であれば、家族みんなでよく話あって、理解したうえで、在宅死を選ぶのも、大事な選択肢の一つです。

結果、医療費も抑えることが可能になるかもしれません。でも、そのためには、

元気なうちに、笑って話せるうちに、普段からそんな話をしておく

ことがとても大切なんです!人間、いざという時には、冷静さを失います。何年も前にした話は忘れるし、エンディングノートに書いてるだけだと、慌てふためいてるときに、悠長にエンディングノートなんて見ないですからねっ!!

それに、

エンディングノートに書いてあるから、話をしなくても大丈夫だろうと思ってません??

「そんな話、縁起悪いからいややわぁ~」「まだ元気だから、大丈夫」といって、後回しにしてる場合ぢゃないんです!!

今、元気なうちだから、みんな笑って話ができるんですよっ!!在宅死については、今後も掘り下げていく予定ですので、お楽しみに~。

さて、今週も実家ではちょっとした騒動がありました(汗。実家から電話がかかってきて、母「使ったこともないのに請求書が来てる!こないだお父さんがPiTaPa(関東では、suicaですね)失くしたから、悪用されたん!!」 (かなり慌てた様子)先日、交通系クレジットカード機能が付いたカードを失くしたという話を聞いていたので、すぐ「紛失した」とカード会社に連絡するように伝えていたのですが・・・

私「そのはがきに連絡先書いてある?電話して、使ってないのに請求書が来てる、っていうことと、クレジットカード失くしたから止めてくれ、って電話してみて」

父「もしもし、なんや?」(途中で電話を変わるなっ!!またイチから話せなあかんやろっ!!)

私「お父さん、クレジットカード落としたん?使ってないのに請求されてるん?いくら?」

父「2万円ぐらい」

私「明細なんて書いてある?」

父「えーっと。ベイコムテレビ利用料1月10,000円、2月10,000円ぐらい」

私「それって、ケーブルテレビの利用料やろ?不正に使われたにしては地味やんか。そのクレジットカードの請求書の支払いなんて書いてある?」

父「三菱UFJから4月10日に引き落としますって、書いてある」

私「それ、こないだ、銀行にお金入ってなかったから引き落としできませんって来てたやつやん!」

父「ああ、そうか。誰かに使われてたやつとちゃうんか。」

私「銀行からいつも引き落としされてるのに、引き落としできなかったから、銀行にお金入れといてくださいね、っていう催促状やん。使ってるんやから、払わなあかんやん」

父「そうかぁ。払わなあかんやつやのに、払ってなかったから連絡が来てるんやな。わかった。」結局、不正請求ではありませんでした(泣。

もう、少しでも普段と違うことがあったら、慌てふためくので、これが老いということなんだよなぁ~。とため息をついたのでした(苦笑。

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