【老後の資金がありません】爆笑終活小説&映画で終活が超楽しくなる!みんな、終活一年生

【老後の資金がありません】爆笑終活小説&映画で終活が超楽しくなる!

「老後の資金がありません」は、垣谷美雨さんの爆笑小説で、3年ほど前に本のタイトルを見て即買いし、めっちゃ面白くて何度も読み返しました。それが、映画になったので、黙ってられず、ご紹介を

無責任な夫や家族に翻弄されながらも頑張って節約してコツコツとためた老後の資金が、娘の結婚式、舅の葬式、突然始まる姑との同居で、どんどんなくなっていく!どうするのっ!?っていう話なんですが、とにかく、面白い。

よその不幸が、こんなに面白いなんて。私って、人が悪いわねぇ~。と思っちゃうんだけど、やっぱり面白い。よそん家のドタバタ悲劇って、もうメインのおかずでしかありません。ご興味おありでしたら、是非ご一読くださいませ。ちなみに、垣谷美雨さんの「姑の遺品整理は迷惑です」という本もめっちゃ面白かったです!

「老後の資金がありません」は、面白いだけじゃなく、終活的側面から学ぶものがたくさんあります。例えば、舅さんの死後、なぜか夫も、夫の家族も「わからないから」と、長男の嫁である主人公一人に葬式の段取りを押し付けます(ひどくないですか?自分の親の事なのに)。

棺桶と祭壇を選ぶのですが、葬儀社から提示された値段を見て、目を白黒させる主人公が、思わず心でつぶやくのが、「お義父さん、なんで死んだりしたんですか?あなたが死んだせいで、こんなにお金がかかるんですよ。」って、舅に対してだんだん腹が立ってきた!

これ、「なんて罰当たりなことを!」って怒る方は、是非、自分の死後の段取りを事前に決めてください。縁起悪いなんて言ってる場合ぢゃないです。残された家族に、多大なる金銭的、精神的、肉体的負担をかけることが分かってない方が、あまりにも多い。これは、「自分の死に対して無責任」とも言えます。

そしてその無責任は、「むやみに死を怖がって目を背けている」ことが原因になっている。つまり、死生観の欠落が、一番問題なのです。他人事ではないんですよ。人は必ず死ぬので。死ぬことが怖くてたまらないなら、死生観を学んでみましょう!

私は、仏教で説かれている「人は、過去世、現在世、未来世と生死を繰り返して生き続ける」という教えがとてもしっくり来たので、来世も人に生まれ変われるように、悪さをせず(!)今をしっかり生きようと思うようになりました。百歩譲って、家族に全部任せるなら、葬儀代を残す。葬儀の希望があるなら、それを伝えておく。何もヒントがないと、判断基準が分からず、家族は大変な思いをするんです。そのことを是非知っていただきたいです。

家族に話すのは、まだちょっとなぁ~。と思ってる方は、エンディングノートに書こうと思うだけでも、自分の死と向き合うきっかけになりますよ

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