【5分で正しく理解できる】葬儀プランの種類と内容

どんな葬儀プランがあるのかイマイチよくわからない、という方のために、まずはお葬式の形式ごとの特徴を抑えるところから始めていきましょう。

お葬式の形式に応じてプランを選ぶ

【5分で正しく理解できる】葬儀プランの種類と内容01

お葬式の形式は、大きく分けて火葬式・家族葬・一般葬の3つの形式があります。

それぞれ葬儀費用や全体の規模が異なるため、形式に応じたプラン選びが必要になってきます。

火葬式
費用は15万〜30万程度。式をおこなわず、会葬者が火葬場に直接集まってお別れをする形式。5〜10人程度の参列規模。

家族葬
費用は80万〜150万程度。家族や親族を中心にして、訃報などで広くお知らせをしないため、比較的少人数でおこなわれるお葬式。10人〜50人程度の参列規模。

一般葬
費用は150万〜250万程度。故人や家族の関係で、友人や会社関係などの参列が多数見込まれるお葬式。50人〜500人程度の参列規模。

このように各形式には参列する人数に違いがあり、費用相場も異なります。例えば火葬式であれば、棺や骨壷などの最低限の支度で済むのに対して、一般葬では立派な祭壇や人数分の料理・返礼品を用意する必要があるため、プランの内容も大きく変わってくるでしょう。

葬儀場によって専用のプランがあることも

【5分で正しく理解できる】葬儀プランの種類と内容02

葬儀社によっては、大小様々な自社会館を運営しているところがあります。一方で、会館を持たない葬儀社は、民間のセレモニーホールや寺院の敷地、火葬場併設の斎場などで施行することがほとんどです。

その場合、常設の祭壇があって、設営の準備がほとんど必要ないこともあれば、逆に備品を持ち込んでイチから式場を準備しなくてはならない場所もあります。また、祭壇を飾ったり、お坊さんを呼んだ式をせずに、お別れだけをする専用の葬儀場というのも存在します。

そのため、葬儀場によって異なるプランが用意されていることもあるのです。

一般的には、葬儀社の自社会館を利用した方がトータルの費用を抑えることができます。なぜなら、民間の葬儀場では葬儀社の自社会館とは違って、式場利用料が別途20万〜50万程度必要になってしまうからです。

少しでも費用を抑えたい場合は、自社会館を持っている葬儀社へ依頼することをオススメします。自社会館をどれだけ運営しているかどうかや、プランの割引については葬儀会社の運営体系に左右されるところがあります。

葬儀会社によって運営体系が違う点に注意

葬儀会社は、主に葬儀専門会社・互助会系列・インターネット系列・JA、生協系列の4つの運営体系に分けることができます。

葬儀専門会社

お葬式だけを専門に取り扱っている会社。その大半は地域密着型で、自社会館などを持っている場合もあれば、家族経営でやっているような小規模な葬儀社も多い。

会社独自の会員制度を設けていることが多く、無料〜3万円程度で1度入会しておくと、葬儀費用が割引されるなどの会員特典が受けられる。

互助会系列

お葬式だけではなく、七五三や結婚式などの事業も取り扱っている会社。エリア毎に幅広く展開しており、比較的豪華な内装のセレモニーホールを運営していることも多い。

毎月一定の掛金を前払金として積み立てておくことで、実際に結婚式やお葬式を行う際、割引等のサービスが受けられる会員制度となっている。

インターネット系列

基本的には会館を持っていないため、お葬式の実務はせずに、葬儀社への仲介手数料を収益とする会社。

インターネットのHPで、パッケージ化された安価な料金プランを掲載して、全国どこでもお葬式の依頼を受け付けている。早期に申し込みをしたり、資料請求などをすることによって、一定額の割引を受けられるようになっていることが多い。

JA、生協系列

各協同組合が、組合員向けサービスの一環として葬祭事業を取り扱っているケース。実際に自社会館を持っていて施行までするところもあれば、葬儀社への紹介だけをおこなうところもある。

あらかじめ組合員として加入していれば、プランの割引が適用される制度となっている。

葬儀を依頼するタイミングは?

人の死は、どうしても予測することが出来ません。

病院では延命治療などの環境が整っており、そのおかげで多少は覚悟する時間が与えられることもありますが、元気な状態から容体が急変して、まさかというタイミングで亡くなってしまう方もいらっしゃいます。

延命治療をしない緩和ケア病棟などに入院していれば、事前に依頼する葬儀社を決めておくことも出来ますが、多くの方の場合は亡くなったタイミングで初めて葬儀社へと連絡をすることになります。

病院側としても、他の入院患者さんが控えていることが多いので、亡くなった後はなるべく早く葬儀社の手配をするようにとお願いせざるを得ません。

大きい病院などであれば、出入りしている葬儀社を紹介してもらえることもあります。

そこで家族としても、余裕がない状態で早くベッドを空けなくてはいけないと言われてしまうと、紹介された葬儀社へ依頼を決めてしまうことも多いのです。そうした場合、最近は少なくなってきましたが、状況につけこんで足元を見るような悪徳な葬儀社へとつい依頼してしまうようなことも考えられます。

ですが、その場の対応だけで葬儀社の良し悪しを見分けることは非常に難しいものです。そのため、もしご自身の気持ちが落ち着いてから依頼先を決めたい場合には、病院からの搬送だけをお願いすることも可能です。

もしも事前に決めていた葬儀社があれば、連絡を取ってお迎えに来てもらうようにしましょう。夜間などは対応が多少遅れることもありますが、基本的にすぐ搬送の手配を進めてくれるはずです。

搬送の車を待っている間に、家族間でお葬式の形式や人数などを確認しておくと、その後の日程決めなどをスムーズにおこなうことが出来ます。また、どこで式をおこなうかといった希望の斎場があれば、合わせて相談しておくとよいでしょう。

斎場を決める際に気をつける3つのポイント

どこでお葬式をするかというのを決める際には、大きく分けて以下の3つのポイントに気をつけましょう。

1交通の利便性や駐車場の有無
家族や参列者が足を運びやすいように、なるべく自宅や駅から近い場所を選定しておくとよい。また、遠方から車で来るような方が想定される場合には、斎場に駐車できるスペースがあるかどうかも確認が必要。
2斎場の広さ・大きさ
多数の参列者が見込まれるようであれば、会食をする場所などが充実しているような大きい会館を選ぶ必要がある。一方で、家族葬などの小規模なお葬式であれば、小さめの会館でゆったりと過ごせるような所も選べる。
3使用するにあたっての料金
基本的には立地条件や会館の大きさによって変わってくる。また公営と民営でも、式場使用料金には大きな差がある。

一般的には、誰でも利用できる公営や民間の斎場の場合、予約待ちの状態になってしまうため、式を執り行うまでに日数が掛かってしまうことが多いです。

都市圏など、人口の多い地域では、時期にもよりますが、1週間程度待つことも珍しくありません。もちろん斎場選びに関しては、実際に葬儀社のスタッフと打ち合わせをする段階で、適宜アドバイスをもらいながら決めることも可能です。

まずはどの斎場でお葬式をするのかということを決めてから、その場所に応じたプランを決めていきます。上記のポイントを踏まえたうえで希望があれば、遠慮なく伝えておくようにしましょう。

オリジナルの葬儀プランを希望することは可能?

【5分で正しく理解できる】葬儀プランの種類と内容06

自宅でお葬式をしたい、オンラインでお参りできるような形式にしたい、お坊さんを呼ばない式にして好きな音楽をかけたいなど、お葬式の構成の部分で、このような希望がある方もいらっしゃるかもしれませんね。

その場合には、葬儀社によって対応の可否が変わってきますので、必ず事前に確認をしておくようにしましょう。例えば、お坊さんを呼ばない式は「無宗教葬」とも呼ばれ、ある程度自由にお葬式の内容を組むことが出来るようなプランもあります。

「無宗教葬」では、お葬式そのものにかかる費用としてはそれほど変わりませんが、お坊さんに渡すお布施が必要なくなるため、トータルで考えてみるとコストが抑えられるという特徴があります。ただし、菩提寺がある方は基本的にそのお坊さんを呼ばなくてはならないため、あくまで選択できる方は限られるので注意が必要です。

一方で、自宅でのお葬式やオンラインの対応などは、場所的な問題やインターネットの接続環境などの都合もあるため、実現するのが難しい場合もあります。

そこまで大げさでなくとも、祭壇の花に故人が好きだった花を入れて欲しい、友人からのお別れの言葉をどこかのタイミングで入れて欲しい、思い出の品を飾ってあげたいなどの要望であれば比較的柔軟に対応してくれるはずです。

いずれにせよ、何かしらお葬式において希望がある場合には、しっかりと葬儀社のスタッフへとその旨を伝えておくようにしたほうが賢明です。

事前相談を活用しましょう

自分の希望するお葬式が可能かどうか、また費用はどれくらいになるのか、など気になる方は複数の葬儀社に事前相談しておくことをオススメいたします。

事前相談に関しては、もちろん資料請求や電話での対応もしてもらえますが、なるべくなら対面での相談に伺ったほうがよいです。なぜなら、実際に対応してくれるスタッフの雰囲気や式場の様子も合わせて知ることができるからです。

見積もりまでしてもらうことで、葬儀社の比較検討をすることもできますし、依頼先が決まるようであればあらかじめ会員になるなどして、プランの割引等もしてくれるところもあるでしょう。

まだ本人は元気だから、という気持ちがあるとなかなか足が進まないかと思います。ですが、いざというタイミングになってからでは希望を聞き出すことができずに、そのまま亡くなってしまう可能性もあります。

そうした事態を避けるためにも、積極的に事前相談の機会を活用してみてはいかがでしょうか?

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まとめ

お葬式の形式に応じて、対応するプランも変わってきます。そして各葬儀社の運営体系によって、全く違う会員制度があり、それによって割引等の扱いも違います。

高額な費用を請求されないように気をつけるためには、事前相談などもうまく活用して、あらかじめ葬儀社の検討をしておくことが望ましいです。

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