【葬儀代が1/3になる?!裏ワザとは?】生前見積が家族を救う!みんな、終活一年生

【葬儀代が1/3になる?!裏ワザとは?】生前見積が家族を救う!

今日のお題は、生前見積について

先週の最後に、とにかく死後は、1.時間がない 2.情報がない 3.経験がない の3ナイ状態に陥ります。遺族は悲しみのどん底にいるので、正常な判断が下せません。だから、「うちの子は、しっかりしてるから何も言わなくても大丈夫」って、安心するのはやめてください!

という「ダイイングメッセージ」のような意味深な言葉を残し今週に続きましたが、人が亡くなった後は、とにかく時間がない中、次々と決めなければいけない事柄が出てきます。

でも、「葬儀のプロ」でもない限り、何をどうやって行けばいいのか?全くわからない!まず経験がないし、どこに何を聞いていいのかさっぱりわからない!という状態を、

  1. 時間がない
  2. 情報がない
  3. 経験がない

1.時間がないというのは、日本では、約8割の方が、病院で亡くなっており、亡くなった後、1~2時間ほどで出ないといけないのが実情なのです。「出る」というのは、病院からご遺体を運び出すこと。

「え?遺体を運ぶって、どこに?誰が?」

そう、その疑問がまず出てきますよね。例えば自分の親なら、「自宅に帰りたい」と言っていたから、まずは家に連れて帰ろう、と思うかもしれません。家族の遺体ですから、家族が自家用車で運ぶのは、法律上問題ありません。

が!

もし、ご遺体を自家用車で運んでいるときに、警察の検問に会ったら?「これ、うちのオヤジなんです。さっき息を引き取ったので、病院から家に運ぶところです」と説明しても、「ちょっと、待った!」となります。

ご遺体を運ぶときは、必ず「死亡診断書」を持っていないといけません。でないと、事件になっちゃいます。 それに、ご遺体を自家用車で運ぶとなると、丁寧に扱わないと、体液が出て車内を汚してしまったり、遺体を損傷してしまう恐れがあるので、一人で運びだすことは、非常に難しい。

じゃあ、どうしよう??誰に何を聞けばいい?? →この状態が、2.情報がないなんですね。

そんな方のために、病院は、ちゃんと手立てを考えてくれてます。そう、病院と提携している葬儀社さんを紹介してくれるんですね。時間もなく、情報もなく、経験もない方は、すがるようにして、病院が紹介してくれた葬儀社さんに遺体の搬送をお願いすることになります。→そう、これが3.経験がないと提示された情報にすがりつくのです。

結果、どうなるか?

ご遺体の搬出をお願いするという事は、すなわち、「その後のお葬式全般の手続きもすべて同じ会社の方にお任せする」という流れになります。

(もちろんご遺体の搬送だけで、葬儀は別の会社でやります、と言って断ってもいいんですよ。でも、色々手を尽くしていただいた方に対する不義理的なうしろめたさを感じるのは否めない(泣。

ツテがあるとか、すでに決まっている葬儀会社があるのであれば、その会社にご遺体の搬送を頼めばいいわけで、運ぶだけで終わり、というのは、どうよ?って感じですね)

日本の葬儀の平均価格は、約190万円(葬儀、読経、戒名、食事、返礼品などを含む)。あくまで平均ですが、これを上回ることも多々あります。家族葬45万円~っていうプランを選んでも、これは、最低料金なので、オプション(お花、お坊さん、戒名、食事、返礼品など)を足していくと、結局大台に乗っちゃうことが、フツ~にあります。

はい。かしこい皆さんは、もうお分かりですね。

事前に、見積を取っておけば、同じ内容でも費用は半分から1/3に抑えられる可能性もあり、さらに、自分が希望するスタイルでお葬式を行うことができるんですよっ!!

皆さん、よく考えてみてください。

結婚式挙げる時、見学いっぱい行きませんでした?

車買うとき、試乗してみるでしょ?

家買うとき、周りの環境とか確認しませんでした?

人生の大切な節目を迎える時は、必ず事前に確認しますよね?

なんで、お葬式はそうしないの??「お葬式の見積もりなんて、縁起悪い・・・」って、思ってるからぢゃないですかっ??

先週も言いましたけど、今週も懲りずに、もう一度。「終活って、縁起悪いから」なんて言ってると、本当に縁起悪いことになっちゃいますからぁ~、斬り!(懐かしぃ~ギター侍!って、もうええわ!)

ちょっと前ですけど、朝ドラ「まんぷく」で、ふくちゃんのお母さん役だった松坂慶子さんが生前葬をやった後、「あぁ~なんだか生まれ変わったような気がするわ」って、本当にすっきりとした笑顔でつぶやいたの、覚えてません??

自分が死ぬことをきちんと受け止めると、その後の人生が、「本当に生まれ変わったようにスッキリするんです!」→コレ、マジです。

そして、何より大切なのは、「生前見積していることを家族に伝える。担当者の連絡先をエンディングノートに書いておく」です。

これ、サプライズにする必要ないですからね!悲しみにうちひしがれた家族は、冷静な判断ができないんですよ!

だから、普段からそういう大切な情報は共有しないといけないんです!

エンディングノートは、その忘備録に過ぎないので、「私が生前見積してたなんて、家族が知ったら、『おふくろ、最後まで俺たちの事考えてくれて、本当ありがとうな』って喜んでくれるかしら。ウフフ。

私が死んでから見つけて感動してくれるように秘密にしておきましょう。「うふふ・・・」なんて、サプライズいりませんから!!

もし、アナタが生前見積してること知らずに、ご家族が全然知らない葬儀会社で葬儀したら、アナタの気遣いが全く水の泡になるだけでなく、「あぁ~、おふくろの望みと全く違う葬儀をしてしまった!なんて親不孝なんだ、俺はぁぁ~~!!」ってより家族を深い悲しみにおとしいれることになっちゃいますよぉ!!

だから必ず情報共有しておいて!!!

「周りの人たちが困らないように」という思いから終活をする方が多いんですが、その結果、「自分のその後の人生が、とても充実したものになる」という嬉しい副産物がもれなくついてきます!だから、一緒に終活やりましょう!はい、今日からあなたも「趣味、終活」って言いませんか?

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