【おふたりさまの死後の墓守問題は深刻!】墓守、墓じまいの委任手続きはできるのか?みんな、終活一年生

【おふたりさまの死後の墓守問題は深刻!】墓守、墓じまいの委任手続きはできるのか?

本日のお題は、お墓について

先日、終活サポートの無料ご相談窓口(0120-432-040)にお電話ありまして、「お墓の死後事務委任についてお伺いしたいのですが。」「ん??どういう事?」と思いましたが、じっくりお話を聞いてみると、ご相談者:男性61歳、配偶者と二人暮らし、こどもなし。首都圏在住。

手元に親の骨壺があり(かれこれ1年以上持っているらしい)、自分のお墓もそろそろ準備しようかと思っているが、子供がいないので、墓守がいなくなるので、自分たちが死んだあと、お墓の手続きをしてもらえるのか?お墓の手続きについて、さらに詳しく尋ねると、

  • 公営墓地にお墓をたてることを考えている
  • 親の骨壺を先に納骨して、自分たちが死んだら順次その墓に入る
  • 墓守がいないので、自分たちが死んだあと、17回忌や33回忌あたりで、墓じまいをして、合祀墓に(同じ墓地にある合祀墓に入れて欲しい。他の地域に埋葬されるのはイヤ!)埋葬して、墓じまいをして欲しい。
  • 合祀墓に入るまでは、墓を管理して欲しい(管理費の支払いなど)

というご相談でした。

なるほど、かなり具体的に考えておられますね。だからこそ、「こんなこと頼めるのか??」という疑問がわいてきて、色々調べたら「死後事務委任」というのがあるらしい、という事で、終活サポートに電話相談が入ったようです。「お墓の死後事務委任」って言われたから、「なんじゃそりゃ?」とちょっとビックリしたけど(汗。

本来「死後事務委任」とは、ご本人がお亡くなりになった後に必要な様々な事務手続きを、「自分の代わりにやってくださいね」と人に託すことです。通常は、家族や親戚がやるのですが、「おひとりさまで頼る人がいない場合」や「家族や親戚に迷惑をかけたくない(事情があって頼みたくない)場合」に、他人と契約を結んで、死後の事務手続きを委任します。

葬儀や納骨も死後事務委任に含まれますが、死後数十年にわたってのお墓の管理と墓じまいまでを託されるケースはあまりなかったので、「なるほど、そういう悩みもでてくるわなぁ~」と納得。

今回のご相談は、結論から言うと、「手続きをすることが可能」だったので、提携先をご紹介しました。相談者様は、樹木葬や納骨堂も調べたけど、やっぱり墓石を建てるのがいいという結論に至り、でも、一度建てちゃうと、自分たちがいなくなった時、どうなるんだろう??と悩まれたご様子でした。

公営墓地でも、私営墓地でも、寺院墓地でも、「お墓を建てる土地を購入する(土地が自分名義になる)」のではなく、「お墓を建てる権利を買う、墓地使用料を払う」ということで、毎年管理費を払う必要があり、もし支払いが滞ると、墓を撤去される可能性もありますので、これからお墓を建てようと思っていらっしゃる方は、ご家族とよく相談して決めてくださいね。

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