【お墓は死者との〇〇】お墓は必要なのか?!みんな、終活一年生

【お墓は死者との〇〇】お墓は必要なのか?!

こんにちは。終活プロデューサーの池原充子です。 デスポジティブプロジェクト代表の山内三咲さんのnoteを見て、おぉ、これだったのかっ!!と思った「お墓は必要なのか?」問題。

山内さんのnoteに出てくる玉置妙憂さんは、テレビのコメンテーターとしても活躍されている非営利一般社団法人大慈学苑代表で、看護師であり、真言宗の僧侶であり、スピリチュアルケア師でもある、非常に多面的な活動をされている方です。

代表作「死にゆく人の心に寄りそう」は、私も読んで非常に感銘を受けましたので、まだの方は、是非チェックしてみてください。 その玉置妙優さんのインタビュー記事を、山内さんがnoteで紹介されていて、その一文が、私の体を貫きました。

お墓は、死者とのアクセスポイントです。

終活講師として、仏教を学ぶ身として、お墓の必要性をずっと考えていたのですが、「信仰宗教によって、考え方が違うからなぁ~」と答えが出せずにいました。でも、玉置妙優さんの、たった一言によって、迷いがウソのように晴れました。

そうか。アクセスポイントなんだ! じゃあ、人によって、場所も形も違って当然じゃん!

  • これから墓を作る人。
  • 墓参りができなくて心苦しい人。
  • 墓じまいしたら先祖の祟りがあるのでは?と怯えている人。
  • 墓なんてなくてもいいと思ってる人。

様々な考え方があるお墓。自分が一番しっくりくる形でお墓を作ればいい。それは、従来の石材のお墓でも、樹木葬や散骨でも、最近注目されているWEB墓でも、お墓の代わりにモニュメントでも、何も作らず、心の中にお墓を建てても、いろんな形があっていいのですよ。全部正解なんです。

お釈迦様も、自分が死んだらお墓は作るな、そこにあるのは、ただの骨だから、私ではない。なぜなら私は生まれ変わるから。とおっしゃっています。

浄土真宗の親鸞聖人に至っては、死んだら川に流して魚のえさにでもせよとおっしゃっています。しかし、お釈迦様にも、親鸞聖人にも共通しているのは、たとえ体がなくなっても、魂は不滅。という事。だからこそ、不滅の魂にアクセスするポイントが必要なんですね。

そのポイントは、形があってもなくてもいい。 外から見えなくても、自分の中だけに存在してもいい。死者の声を聞きたいと思ったら、いつでもそのポイントにアクセスして聞けばいいんです。それが、亡くなった方への弔いにもなります。

自分が死んだら、お墓をどうしようか?と悩んでいる方は、そういった考え方もあることを参考にしていただいて、ご家族や周りの人とその気持ちを共有して欲しいです。

自分の中だけで解決しようとすると、苦しくなるかもしれませんが、人に話してみることで、ちょっとしたひらめきやヒントが浮かんでくるかもしれませんよ。 そして、その気持ちは、是非、エンディングノートに書き残しておいてくださいね。

エンディングノートお墓ページ

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