葬儀における喪主挨拶の文例

葬儀全体で喪主挨拶の機会は5回あります。挨拶の中心は“故人に代わってお礼を伝えること”ですが、それぞれのシーンによって必要なご案内もありますので、文例を参考に適切な挨拶を考えましょう。

喪主挨拶のいろは

葬儀における喪主挨拶の文例01

喪主挨拶は1~3分間程度で挨拶をします。3分間ともなると結構な長さの内容になりますので、メモを見ながらでも構いません。もちろん、1分間の挨拶でも無理に暗記する必要はありません。大事なことは“故人に代わってお礼を伝えること”です。

挨拶では忌み言葉を使わないように気を付けましょう。

・重ね言葉
例:くれぐれも、いよいよ、度々、重ね重ね、次々、など
・不幸が続くことを連想させる言葉
例:続く、再び、再三、重なる、追って、など
・生死に関する直接的な表現
例:死亡、死ぬ、生きている、生存中、など

大勢の参列者を前に喪主挨拶をするタイミングは葬儀全体の中で次の5回あります。お礼を述べることを基本に、それぞれのシーンに合った挨拶をします。

  1. お通夜の読経終了時
  2. 通夜ぶるまいの終了時
  3. 葬儀・告別式の最中、または、閉式の時・出棺の時
  4. 精進落としの開始時
  5. 精進落としの終了時

お通夜での挨拶文例

お通夜での挨拶は手短に、弔問へのお礼や弔問客からの励ましに対するお礼を伝えます。また、読経後には通夜ぶるまいの案内、通夜ぶるまいの終了時には葬儀・告別式の案内を追加すると親切です。

※「乾杯」「お開き」という言葉は祝いの席で使うため、通夜ぶるまいの席では避けましょう。

お通夜の読経終了時の文例

本日はお忙しい中、父○○の通夜にお越しいただき、ありがとうございます。 ささやかではありますが、別室に軽い食事やお酒を用意しておりますので、故人を偲びながらどうぞお召し上がりになってください。本日はありがとうございました。

通夜ぶるまいの終了時の文例

本日は、お暑い中、亡き妻○○のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。また、たくさんの慰めや励ましのお言葉をいただき、ありがとうございます。 なお、葬儀・告別式は明日の午前10時から○○寺で執り行います。ご都合がつきましたら、ご会葬いただければ幸いでございます。 夜も更けて参りましたので、誠に勝手ではありますが、この辺で終了とさせていただきたいと存じます。本日はありがとうございました。

葬儀・告別式、出棺時での挨拶文例

葬儀・告別式、出棺時での挨拶は葬儀全体でメインとなる挨拶です。

内容は、参列への感謝と生前中に故人がお世話になったことへのお礼が中心です。その他に、自己紹介、故人のエピソード(生前の様子、簡単な死因の説明、など)、今後のこと(覚悟、家族への力添えのお願い、など)を盛り込みます。

葬儀・告別式、出棺時/大往生の時の文例

本日は大変お忙しい中、父○○の葬儀にご会葬いただき、誠にありがとうございます。遺族・親族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。 私は長男の○○でございます。 父は眠るように安らかな表情で○○歳の生涯を終えました。

大往生とも言える最期であったことは、子として何よりの慰めでございました。 父が豊かに過ごすことができましたのも、ひとえに皆様のご厚誼(こうぎ)を賜ったからこそであり、ここに厚く御礼申し上げます。

これからは残された家族一同、父の意志を引き継いでいこうと思います。どうぞ今後ともご指導ご鞭撻をお願いいたしまして、ご挨拶に変えさせていただきます。

葬儀・告別式、出棺時/長い闘病の末に亡くなった時の文例

本日はお足もとの悪い中、葬儀にお集まりいただき、誠にありがとうございます。多くの皆様にお見送りいただき、父もさぞかし喜んでいることと思います。

父は一昨年の秋に病に倒れ、それ以来入退院を繰り返していましたが、○月○日、家族が見守るなか穏やかに旅立ちました。享年○○歳でした。

息子としては親孝行もできなかったことが大変情けなく、寂しさで胸が張り裂ける思いですが、父にしてみれば長く苦しい闘病生活から解放され、今頃は大好きだったお酒でも楽しんでいることでしょう。

最後になりましたが、生前賜りましたご厚誼(こうぎ)に謹んで感謝を申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。

精進落としの挨拶文例

葬儀における喪主挨拶の文例04

精進落としの開始時の挨拶は、無事に葬儀を終えることができたお礼とゆっくりとくつろいで欲しい旨を伝えます。終了時の挨拶は、終わりを告げること、今後も良好な関係を続けていきたいことを伝えます。

※「乾杯」「お開き」という言葉は祝いの席で使うため、精進落としの席では避けましょう。

精進落としの開始時の文例

本日は最後までお見送りいただき、誠にありがとうございました。お陰さまで無事葬儀を終えることができました。 ささやかではありますが、精進落としのお膳をご用意いたしました。お時間の許す限り、どうぞおくつろぎください。

精進落としの終了時の文例

本日は父○○のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。まだごゆっくりしていただきたいところですが、お時間となりましたので、この辺りで終了とさせていただきます。

父がいなくなり寂しい限りですが、家族一同で助け合っていこうと思います。どうかこれからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。 本日は誠にありがとうございました。

喪主挨拶は故人に代わって皆様にお礼を伝える気持ちで

喪主挨拶で何を話せばよいかわからない、ともすると面識のない参列者が大半という場で挨拶をするのは大変緊張しますが、故人の代理という気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか。

喪主挨拶は、今は亡き故人の代わりに、生前にお世話になったお礼や葬儀に参列してくれたお礼を伝える場です。参列してくださった人は何かしらご縁のあった方々です。そう考えると、緊張も少しは和らいできませんか。

葬儀における喪主挨拶(文例あり)のまとめ

  • 喪主挨拶が必要になるのは、葬儀全体で5回。メインは葬儀・告別式、または、出棺時です。
  • 喪主挨拶は1~3分間程度で行い、忌み言葉を使わないように気を付けましょう。挨拶時はメモを見ながらでも構いません。
  • 通夜ぶるまいと精進落としの席では、「乾杯」「お開き」という言葉は避けましょう。

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