【すっかりスタンダード化した家族葬】葬儀後マジで知らない人が家に押し寄せてきた!(実話)【前編】 みんな、終活一年生

【すっかりスタンダード化した家族葬】葬儀後マジで知らない人が家に押し寄せてきた!(実話)【前編】

こんにちは。終活プロデューサーの池原充子です。

職業柄、葬儀関連の知り合いが比較的多いのですが、葬儀業界も本当に多種多様になってるんだなぁと実感します。私自身、葬儀社への見積は結構やってますが、正直、 どれを選んでいいのか、わからん。状態です。

終活のプロの私ですらこうなのですから、一般の方や、いきなり葬儀社を決めなければいけない状態に置かれた方々の混乱ぶりは、容易に想像できます。

皆様ご存じの通り、ネットで簡単に情報を収集できる世の中ですので、葬儀社もネットで検索される方が増えています。となると、検索上位に上がってきた葬儀社や、テレビCM、チラシなどで見たことがある葬儀社を中心に検討される方が多いのではないでしょうか。

それらの葬儀社がこぞってイチオシするのが、「家族葬」。

初見では、 家族葬298,000円~
(↑この、「~」がミソ。) などと謳われているので、「思ったより安いのね」とお願いすると、終わってから倍どころか、一桁違う請求書が出てきて、ビックリ!!というエピソードは、そこらへんにゴロゴロ転がっているので、興味ある方は、ご自身でお確かめください。

今日私がお話するのは金額の話ではありません。

「家族葬」って、結局、どうよ? が今日のテーマです。

「家族」と書いてあるので、「あぁ、そっかぁー、お葬式には、家族以外は参列できないんだー。 と思いがちですが、実は、そんな法律も定義もありません。

「家族葬」は、単なる商品名で、「一般葬」より小規模で安価な印象を与えるからご遺族さん(喪家さん)にお勧めしやすいと、とある葬儀社さんが考えた葬送スタイルだそう。お客様目線の営業手法もネーミングセンスも卓越してるなぁと感心せざるを得ません。

実際、2022年3月に鎌倉新書が実施した「第5回お葬式に関する全国調査」では、行った葬儀の種類で「家族葬」が過半数を占め、「葬儀=家族葬」という認識が世の中に浸透した形となりました。

出典:鎌倉新書 第5回お葬式に関する全国調査(2022年)

家族葬を実際に行った方々からは、

  • 家族だけでゆっくりお別れできてよかった
  • 身内だけだったから、気を遣わずに済んだ

などのお声がある一方、「やっぱりちゃんとやっておけばよかった」(ちゃんと、の意味は、おそらく一般葬並みに、ということだと思います)というお声があるのも事実。

これはどういうことなのでしょうか? (念のために言っておきますが、私は葬儀社の回し者でも何でもありませんし、紹介手数料などもらうこともありません。) 隣なのに、全然知らなかった 私の実家と実家のお隣さんとは仲良しなのですが、お隣のご主人がお亡くなりになったことを、私の母は全く知らず、数か月後、立ち話でお隣の奥様から聞いたと。

曰く、 「身内だけで送ったから誰にも伝えてないのに、主人に仕事でお世話になっていたから、線香だけでも上げさせて欲しい。とやって来る人が何人もいて、正直大変。私は会ったこともないのに、お茶菓子やお返しも用意しないといけないし、こんなことなら、ちゃんと(ご主人の友人知人元職場の方にも告知して葬式を)やっておけばよかった。」 とおっしゃったそうです。

「人の口に戸は建てられない」と言いますが、「そっとしておいて欲しい」と思うことほどなぜか広まっていきます。私も、子供会の役員をやっていた時お世話になった自治会役員の方がお亡くなりになっていたことを、最近回覧板で知りました。

知ってたらお葬式に行きたかったな、と思いましたが、いつお葬式が行われたのかもわかりません。 悲しみの深さに違いはあれど、ご家族が「大切な人を偲びたい気持ち」と同じように、生前お世話になった、関係があった友人知人元仕事仲間の方々も、 最後のご挨拶がしたかったのに。 って、思ってるんですよね。

だから、「せめてお線香でも・・・」という気持ちは非常によくわかります。とはいえ、やっぱりお金もかかるし、気も遣うし、どうすればいいんだろう?? 長くなるので、次回【後編】に続きまーす。

【友引のお通夜、葬儀、仏滅の結婚式など「六曜」を気にしている人の割合は?】ちょっと気になる終活ニュース

(記事抜粋)

カレンダーやスケジュール帳の日付の下に小さくある「大安」や「友引」などといった表記。これは「六曜」といい、その日の運勢の良し悪しが簡単に分かるもので、中国から伝わってきたとされている。 この「六曜」について、葬儀や祝い事、普段の生活の中で気にしている人はどれくらいいるのだろうか? 日本トレンドリサーチはこのほど、斎奉閣・家族葬会館 和ごころと共同で、全国の男女1000名を対象に「六曜」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。(出典:@DIME)

カレンダーに何気に書かれている六曜。皆さんは気にされていますか?普段は特に意識しなくても、結婚式やお葬式など、人生の重要なライフイベントを行う時には、突然存在感がマシマシになりますよね。若い方はあまり気にしないかもしれませんが、自分だけで決められない大きな行事には、親、親せきなど年配の方のご意見も反映することが多いので、「縁起が悪い」と言われると避けようとする傾向が強いと思います。

日経トレンドリサーチと斎奉閣・家族葬会館 和ごころが共同で行った調査では、 「お通夜、葬儀を行う際、「友引」を避ける」と回答した方は、なんと68・2%にのぼることが分かりました。「やはり縁起が悪い」「こだわる人もいるから」などの理由が紹介されていて、「悪い」と言われている日をわざわざ選ぶ必要がないということなのかもしれません。

ちなみに、「結婚式や入籍など、祝い事の際に「大安」や「仏滅」などを気にしている」と回答した方は、59.3%にも上り、慶弔どちらでも高い確率で気にされているという結果が浮き彫りになりました。

では、慶弔ではなく普段ならどうなのか?については、「普段から大安や仏滅などの六曜を気にしている」と回答したのが47.7%という結果に。普段気にしている人が多いから、慶弔などの大切なイベントの時はなおさら気になる、と言ったところでしょうか。

ただ、興味深いのは、次の結果。「大安にやってよかった、仏滅にやらなければよかった、など実際に感じたことがある」人の割合は、たったの8.7%。結局単なる迷信なのかもしれないけど、「縁起が悪いと言われている日に強行突破して、後から何か言われたら嫌だから、ひとまず避ける」と言う、世間体を重視した日本の慣習が色濃く反映した調査結果であると言えます。

六曜は、仏教とは関係がありませんので、葬式は仏滅を避けよ、などとお釈迦様がおっしゃった記録はありません。ただ、結婚式やお葬式など、とても大切なライフイベントには、自分以外のたくさんの方が参列されるので、参列者の不安や抵抗の種を少しでも減らしたい、という気遣いとも取れるのではないかと思います。

みんなが避ける日に実施すると、価格が割安になることもあるので、うまく活用すれば、お財布に優しいライフイベントになるかもしれませんね。

講師のつぶやき

終活サポート専任講師の池原充子(いけはらあつこ)仏滅に結婚式をした友人が、費用が思っていたより安かったと満足気でした。それに対し、葬儀に関しては、多くの葬儀場や火葬場が、友引には実施しないため、割安になるだろうと思っても物理的に実施できないということもありますので、事前に確認した方がいいと思います。

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