【すっかりスタンダード化した家族葬】葬儀後マジで知らない人が家に押し寄せてきた!(実話)【後編】 みんな、終活一年生

【すっかりスタンダード化した家族葬】葬儀後マジで知らない人が家に押し寄せてきた!(実話)【後編】

こんにちは。終活プロデューサーの池原充子です。

前回、「家族葬でご主人を送ったら、後からわらわら弔問客が自宅へ押し寄せてきた」というお話をご紹介した続きです。

「お葬式って、縁起悪いから」とお知らせするのを遠慮しちゃってませんか?

その遠慮が、かえって「葬儀が終わってから自宅に弔問客が押し寄せる」って前回のようなことに繋がってるので、どうしたらいいのか?今回、具体的にご提案しますね。

忙しいから、と気を遣わなくてもいい

ご家族からすれば、「お葬式はお祝い事ではないから気を遣う」とか、「忙しいのにわざわざ時間を割いてもらうのは申し訳ない」という気遣いから家族葬を選択されるのだと思います。

しかし前回でも申し上げた通り、生前お世話になった、関係があった友人知人元仕事仲間の方々も、お別れを言いたいかもしれないし、長らく会っていなくても、最後の挨拶をしないと、気持ちの区切りがつかないと思うのは、ご家族さんと同じなのではないでしょうか。

だから、「忙しいだろうから連絡はやめておこう」より、「亡くなったことは連絡して、葬儀に参列するのか、心の中で偲ぶのか、弔い方はご本人にお任せする」という選択肢を用意してあげるのもアリなのではないかと思います。

家族でも知らない人間関係がある

実家のお隣さんのケースでは、亡くなったご主人は、奥様が思っていた以上に、「多くの方から頼られる存在であった」ことが想像できます。

そうでなければ、「わざわざ家までやってきて線香をあげたい」とは思わないでしょうし、「それほどまでにお世話になったことをご家族にお伝えしたかった」のではないでしょうか。

もしご家族以外の方も参列できる葬儀であれば、通夜の席でそういったお話を聞くこともでき、家族がそろっている場で、ご主人の素晴らしさを共有できたかもしれません。

これって、意外と重要で、後々のグリーフケアにも繋がるんですよね。

「あの時同僚の方からお父さんの仕事の話聞けて良かったよね」「家では何もしなかったけど(?!)お父さんって、意外と慕われてたんだね」って、深い悲しみから救われるきっかけにもなるので、やっぱりこういうエピソードを聞ける機会を残しておいて欲しいなぁと思います。

家族葬は、家族以外も参列できる

とはいえ、一般葬にすると予想以上にお金がかかるので家族葬を選択したいという方も多いと思います。しかし、「家族葬」だからと言って家族以外は参列できない、というわけではありません。(←ここ、需要!)

もし、ご家族以外に、参列して欲しい友人、知人がいるのであれば、葬儀社さんにお願いして、葬儀の案内状をお送りすればいいです。家族も知らない素敵なエピソードが聞ける最後の機会になるかもしれないので、遠慮しすぎず、通知されるのがいいと思います。

葬儀の案内状を誰に送るのか?

亡くなってから葬儀までは、とにかく時間がありません。案内状を作って葬儀の前日までに先方に届くように郵送することを考えると、亡くなった方の人間関係をあらかじめ把握しておくのがベストですが、そういうわけにもいきませんよね。

今は、スマホでLINEでやり取りするのが主流になっているので、もし、スマホがパスワードロックされていて、パスワードを知らず開くことができなければ、連絡先を確認することもできなくなります。

ご家族同士で情報共有するにも限界があるので、ここはやっぱりエンディングノートなどに、友人知人大切な人の連絡先がどこにあるのか?を書いておいて欲しいなと思います。もちろん、スマホのパスワードをかけている場合は、そのパスワードも書き残すことをお忘れなく。

葬儀について考えてみようかな、と思われた方は、まずご自宅近くの葬儀社を探してみましょう。資料を請求してみたり、見積を取ったり、実際に見学してみるといいです。わからないことがあれば、担当者に直接聞いてみるといいですよ。

  • わからないことをちゃんと説明してくれるか?
  • 初心者にも嫌な顔せず対応してくれるか?

その時の対応を見ることも大切ですから。何を聞いていいのか全くわからん!って感じなら、まずは終活Pである私に相談してみませんか?

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