終活コラム "ひとり終活"

終活コラムでは、終活アドバイザー、介護福祉士などが、終活に関するお金のこと葬儀のことお墓や介護の悩みを少しでも解決できる最新情報を毎月お届けしています。

ひとり終活って

ひとり終活01

平成27年の国勢調査で、65歳以上の男性8人に1人、65歳以上の女性5人に1人が、一人暮らしをしている、という結果がでました。今後も、一人暮らしの高齢者が増えると予想される中、心配事も募ります。介護が必要になった時どうすればよいか、自宅で亡くなった時には見つけてもらえるのか、お葬式や埋葬、部屋の片付けなどは誰がどのように対応してくれるのか。

おひとり様の終活は、家族がいれば家族がやってくれることを他の誰かに託さなくてはいけません。一人でも安心して人生を全うできるように、どのように備えればよいのでしょうか?

自分自身で財産管理ができなくなった時の備え

老後・死後の事務を専門家に託す

最近では、高齢者の生活支援から死亡後の事務手続きまでを請け負ってくれる団体や士業事務所が、増えてきました。
生活支援としては、定期的な連絡、日常生活のサポート、病院入院時や老人ホーム入所時の身元引受などがあります。また、将来、認知症など、判断能力が低下した時のために、財産管理や、諸々の手配を依頼しておける後見人契約もあります。

さらに、万が一の時には、葬儀から納骨、役所手続き、各種契約の解約、遺品整理など、死後に必要な事務全般を請け負ってくれます。
費用は、それぞれ依頼する組織や業務内容によって異なり、数10万円というケースもあれば、100万円を超える場合もあります。自分で行う部分、知人に依頼する部分などを決めて、必要な業務だけ依頼するとよいでしょう。

終の棲家として、シニア向けの住まいを考える

2011年の法改正によって「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」が登場しました。
サ高住とは、安否確認や緊急時の対応、食事の提供、洗濯や掃除の補助、買い物代行などの援助をしてくれる住宅です。要介護となった場合は、外部の介護業者に別途依頼することになりますが、そのまま住むことができ、住居によっては、看取りまで対応してくれる場合もあります。

費用は、食費や共益費などを含めて月10~20万円程度で、入居時に敷金が必要になります。
また、費用を抑えたい場合や、他人とのコミュニケーションを希望する場合は、「シニア向けシェアハウス」という選択肢もあります。自分用の個室があって、リビングや、キッチン、お風呂、トイレなどを共有で利用するスタイルで、比較的安価な費用で借りることができます。生活は自身で行っていくものの、万が一の時にお互いが支え合えるという安心感があります。

おひとり様の終活は、死後の事務手続だけでなく、残りの人生をどう過ごすかも重要な問題です。人生100年という時代、今後の生活をどうするか、元気なうちに考えておくことが大切です。

▲この記事をシェア
←「終活コラム一覧」に戻る 終活サポートへのお問合せはこちら