終活コラム "独身が今すぐやっておくべき終活の備えを解説します!"

コラムでは、終活アドバイザー、介護福祉士などが、終活に関するお金のこと葬儀のことお墓や介護の悩みを少しでも解決できる最新情報を毎月お届けしています。

独身の人が終活を行うメリット

独身が今すぐやっておくべき終活の備えを解説します!01

独身の方の数は近年増加しています。内閣府男女共同参画局「生涯未婚率の推移(男女別)」によると、未婚の方は昭和25年には1.5 %だったのが平成22年には男性20.1%、女性は10.6%となっています。離婚や死別の方を加えると、現在はもっと多いと考えられます。

独身の方たちは、最近は「おひとりさま」と呼ばれることからもわかるように、他人からは気楽に暮らしていると思われがちです。しかし実は自分の最期への不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

突然死んだらどうしよう、葬式は誰がやってくれるのだろうなどの不安を抱えたまま暮らすことで、ますます不安に駆られてしまうという悪循環にもなりかねません。

しか今から終活を始めることで、自分の最期への不安を解消することができます。若い方は特に終活なんてまだ早いと思うかもしれませんが、元気に動けるうちに終活しておくことが、思い通りの最期を迎えるためのポイントです。

不安が解消されると、今という時間を心から楽しんで生きることができるようになるのもメリットです。

お葬式は生前契約や互助会がおすすめ

お葬式について準備しておくことは、「縁起でもない」と思われがちです。しかしご自分が万が一認知症になったり突然亡くなったりしたら、お葬式は自分で決めることはできません。あまり考えたくはありませんが、特に1人暮らしの場合は孤独死などもないとは限りません。いざという時のために、今から備えておくことは大切なことです。

お葬式のスタイルや段取りが決めてあれば、残された人たちが困らないうえ、自分自身の理想の葬儀を行うことができます。シンプルに身内だけのお葬式にしたいのか、友人知人にたくさん来てもらうお葬式にしたいのか今から考えておきましょう。

どういったプランにすればいいのかわからない時や、費用について知りたいという場合は、葬儀会社などに相談して見積もりをとってもらうのがおすすめです。この時は1社に決めずいくつか見積もりをとっておくと、メリットデメリットを比較することができます。方針が決まったら葬儀の生前予約をしておきましょう。

お葬式の準備は、葬儀会社が運営する互助会に加入することがおすすめです。
関連コラム
葬儀準備の流れと失敗しないための備えを徹底解説
互助会で葬儀費用をお得に準備しよう!

お墓は菩提寺に入るか永代供養か

先祖代々の菩提寺があれば、そのお寺のお墓に入ることが考えられますが、独身の方には永代供養もおすすめです。永代供養とは、遺骨の管理を寺院や霊園が行ってくれるものです。そのため、家族や親類を煩わせる心配がありません。また永代供養のほとんどが宗派や宗教を問わないので、気が楽というメリットもあります。

永代供養にもいろいろなスタイルがあり、費用も数万から100万ほどと幅があります。代表的なスタイルをご紹介します。

屋内設置されたコインロッカーのような棚に、個別に骨壺を納めてもらう方法

遺骨に直接お参りをしてもらえます。お墓のように、遺族がお掃除をしにくる必要もありません。「霊廟スタイル」と呼ばれることもあります。

屋外での合葬墓

モニュメントのような碑や塔の下に納骨堂があり、他の人と一緒にまとめて納骨されるスタイルです。

屋外での個別墓

一般のお墓のイメージに近く、1人ずつの墓石を設置するスタイルです。費用が高くなりがちですが、個別に埋葬してもらいたい方に向いています。

注意したいのは、永代といっても永遠という意味ではなく「33回忌まで」「50回忌まで」など期限があることがほとんどであるということです。期限を過ぎた遺骨は、他の遺骨とともに合祀されます。永代供養の期間はいつまでか、永代供養の期間を過ぎたらどうなるのかも確認しておきましょう。

お墓霊園探している方へ
霊園・墓地・お墓をご供養の形態から探せる総合情報サイトはこちら

お住まいの地域はもちろん、ふるさとなどお好きな場所からご供養の形態で民間霊園や公営霊園、永代供養墓などを見つけることができます。

生前予約や永代供養の内容は、きちんとまわりに知らせておく

ご家族やご親戚、友人知人など、亡くなった時にお世話になると思われる人たちに生前予約をしたことをしっかり伝えておきましょう。そこでどのような葬儀を予約したか、お墓はどうしたいかについても説明しておくようにします。

遺言書にも書いておきましょう。また時間の経過に伴って、自分自身の気持ちの変化や社会情勢の変化があることも考えられます。葬儀プランの変更にも、快く応じてくれる葬儀会社を選びましょう。

遺言書を書いておく

独身が今すぐやっておくべき終活の備えを解説します!04

亡くなったあとのご自分の不動産や財産についても考えておく必要があります。残すものは何もないという場合はいいのですが、家を代々受け継いでいる方やたくさん土地や建物を所持している方は、残されたご家族や親族がもめないようにしておくことが大切です。

相続する人がいない、どうしたらよいかわからないという場合は、終活にくわしい相続の窓口にお気軽にご相談ください。
※ご相談頂いた方に「相続入門ハンドブックを進呈しています!」

財産についても、ご家族や親戚など身内のどなたかに相続してもらうか、または寄付をするかについて自分で決めるだけでなく、正式な遺言書をきちんと書いておくと残された人がもめる心配がありません。

持ち物の整理は、デジタルも忘れずに

自分が亡くなったあと、物であふれた部屋を誰かに片づけてもらうのはできれば避けたいものです。不要になったもの、使わないものはフリマアプリやオークションに出したり、捨てたりしてこまめに片づけておきましょう。

忘れがちなのが、パソコン、スマートフォン内のデータやSNSのアカウントです。SNSは自分が亡くなった時にどうするか、設定できるようになっているので今から設定しておきましょう。またパソコンやスマートフォンを利用して投資や仮想通貨の取引をしていると、遺族が気づかないままになりトラブルになりかねません。

ノートや手帳にID・パスワードを記入しておくことが確実ですが、パスワードをそのまま記入することは危険なので注意が必要です。普段は他人が見ることのできない、遺言書にまとめて記載しておくと安心です。

エンディングノートのすすめ

終活を始めるにあたって、エンディングノートを作成しておくことをおすすめします。エンディングノートには終活に必要な事項が設定されているので、見落としや勘違いを避けることができます。

またエンディングノートを付けることで自分の情報をひとまとめにできるので、残された人に役立つばかりではなく、自分が日常生活を送っていく際も便利です。また記録していくことで不安や悩みの整理ができ、自分が何を決めるべきかという今後の方針も立てやすくなります。

市販のエンディングノートを購入するか、エンディングノートを提供しているサイトからダウンロードしてもいいでしょう。パソコンで記入したままにしておくと、他の人がいざという時にエンディングノートを見られないので、印刷しておきましょう。個人情報が細かく記載されているため、管理は慎重に行ってください。

まとめ

独身の方が終活を行う大きなメリットは、いつかやってくる人生の幕を1人で閉じる時の不安を解消できることです。元気なうちに終活をすることで、人に迷惑をほとんどかけずに自分の望むスタイルで最期を迎えられます。

自分の最期にまつわる不安が解消されることは、これからの人生をより充実したものにしていくことにつながっていきます。

独身の方それぞれのライフスタイルが異なるように、終活も人それぞれです。

悔いのない人生を送るためにも、今すぐ終活に取り掛かりましょう。

終活全般相談窓口 終活全般相談窓口
4/5 (1)

この記事を評価する

▲この記事をシェア
←「終活コラム一覧」に戻る 終活サポートへのお問合せはこちら
終活相談窓口 Story相談窓口
電話で相談する メールで相談する