喪主がやることは?お葬式の準備から終わった後まで

不安定な精神状態に置かれる中、親族から突然喪主を任されても、一体何からやればいいのか分からないという方がほとんどなのではないでしょうか?

喪主は誰が務める?

喪主がやることは?お葬式の準備から終わった後まで01

喪主とは、遺族の代表となってお葬式を執り行い、弔問を受ける人のことです。お葬式における喪主の役割は誰が務めるのでしょうか?

特に決まりはありませんが、一般的には亡くなった方の配偶者か、子供である長男・長女など故人と近しい関係にある方や血縁関係の深い方が務めることが多いです。また、喪主を務める方は状況によっても異なります。

例えば故人の配偶者が高齢である場合などは、存命であっても子供達の誰かが喪主を務めることがありますし、生前に1番長く同居してお世話をしていた方がいれば、孫や親戚にあたる方でも喪主になる可能性もあります。

いずれにせよ、喪主を務めるということは短期間であっても決めることが多く、大変忙しい立場となりますので、家族間でよく相談して決定をすることが望ましいです。その上で、喪主1人だけに負担がかからないように、うまく分担してサポートできる体勢を整えておくことも大事になってくるでしょう。

逝去後にまずは葬儀社への連絡から

病院か介護施設で亡くなった際は、速やかに葬儀社への連絡をしてお迎えの車を手配してもらう必要があります。事前相談などをして既に会員になっているような場合には、連絡先などを控えておくとよいでしょう。もし決まっていない場合には、病院に出入りしている業者などを看護師さん達に聞くことも可能です。

また最近ではスマホを使ってインターネットで検索し、自分の住んでいる地域の近くにある葬儀社を探して連絡するという方も多くいらっしゃいます。

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お迎えの車が到着した後は、故人を自宅か安置施設のいずれかに搬送をします。そのため喪主になる方は、出発前に病院や施設側との事務手続きに関してしっかりと確認をしておくようにしましょう。具体的には入院費や入居費用、故人の荷物の引き取り日などについてです。また、医師から必ず死亡診断書を受け取る必要がありますので、合わせて確認をしておきます。

病院を出発して故人を安置した後に、ようやく葬儀社のスタッフと葬儀の日程決めや内容の打ち合わせをおこなうようになります。

葬儀の打ち合わせで決めること

まずは葬儀の日程を決めますが、菩提寺がある場合などは住職のスケジュールを確認する必要があります。

そのため、お寺への連絡をしっかりとおこない、窓口となることも喪主の役割です。

その後で葬儀社のスタッフと通夜や告別式にむけた内容の打ち合わせへと入ります。具体的には以下の項目について決めることになるでしょう。

  • 祭壇や周りの供花について
  • 通夜振る舞いや精進落としの料理
  • 参列者への返礼品
  • 霊柩車やハイヤー、マイクロバスといった車両関係

喪主が家族の意向をとりまとめた上で、これらについて決定後、スタッフが実際の葬儀費用の見積もりを提示してくれます。この時点で費用の支払いが厳しいといった場合には、正直にその旨を伝えるようにしましょう。

なぜなら葬儀費用には追加で発生する要素(参列者が増えたことによるおもてなし費用など)があり、見積もり時の金額より高くなる可能性もあるからです。頂いたお香典によって費用をまかなえる部分もありますが、少し余裕をもった金額を想定しておくことが重要です。

打ち合わせを終えた後には、参列者へむけた日時の連絡などをおこないますが、連絡する方が多くいらっしゃる場合には、家族間で作業を分担するようにしてもよいでしょう。

通夜と告別式の開式前で喪主がやること

喪主を務める人は通夜と告別式の、それぞれ遅くとも開式の1時間〜1時間半前には葬儀場に到着している必要があります。開式前にしっかりと準備をして参列者を迎えられるように、葬儀社のスタッフと打ち合わせをする事項もありますので順番に見ていきましょう。

①供花の順番決め

祭壇脇に飾られる供花は、通常はお通夜の日までに届けられることがほとんどです。供花には頂いた方の名義札が立っていますので、故人との関係性によって順番決めをする必要があります。基本的には喪主の名義札が1番上に配置されるようして、その後は「家族→親戚→友人→会社関係・近所」といった順番となります。また、漢字や団体名などの表記に間違いがないかどうかもしっかり確認をしておくようにしましょう。

②弔電の確認

供花と同様に弔電も式前に届けられます。稀に自宅へ直接届く場合もありますので、その際は必ず喪主が葬儀場へと持参するようにしましょう。通常は1度祭壇の前にお供えをして、告別式の際に中身の文面と送り主の名前のご紹介があります。複数枚届いているような場合においては、弔電を読む順番に関してもスタッフと事前に打ち合わせをしておく必要があります。

③席次の確認

人数や葬儀場の広さによって席の配置が異なりますが、喪主の着席する位置は祭壇側に1番近い席であることがほとんどです。その周囲に家族が座り、反対側の席に親戚といった席次となります。参列者に関しては後方の席となることが一般的です。席次に関しても事前に打ち合わせをしておくことでスムーズにご案内することができます。

④宗教者への挨拶

仏教であれば住職、神道であれば神官とそれぞれ開式の30分前頃には葬儀場へと到着しますので、控室にて「2日間よろしくお願いいたします」といったご挨拶をいたします。お布施などに関してはこのタイミングで渡してしまって差し支えありませんが、不安な方は到着前にスタッフへと確認しておくとよいでしょう。

参列者へのおもてなしと挨拶

開式前には様々な準備もある中で、参列者が来た際には一言だけでも言葉を交わす場面もあります。もちろん式中は席に座っている状態にはなりますが、お焼香の間などは都度目礼をするなど、喪主は参列者へのおもてなしに気を配る必要があるでしょう。

他にも通夜振る舞いや精進落としの会食の後などは、一同の前であらたまった挨拶をする機会も出てきます。また、出棺前に葬儀場で最後の挨拶をおこなうのも喪主の重要な役割です。普段慣れない環境での挨拶に不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、基本的には葬儀社のほうで例文を用意してくれますので、それに沿った挨拶をするだけでも問題ありません。

実際に紙に書いた状態のものを準備しておいて、その紙を見ながら話される方も多くいらっしゃいます。

たとえ話す機会が多くスピーチを完璧にこなせるような方であっても、いざ本番を迎えると内容が完全に飛んでしまう…ということもありますので、あらかじめポケット等に紙を忍ばせておくだけでも安心して話すことができるでしょう。

お葬式が終わった後にやること

目まぐるしく進行し、無事にお葬式を終えた後でも喪主のやることは続きます。代表的な事項を2点だけ最後にご紹介をさせて頂きます。

①役所の手続き

お葬式の後には、年金や保険関係など公的な手続きをする必要があります。他にも銀行口座の解約や、ご家庭によっては相続関係を協議しなくてはならないこともあるでしょう。やることが多く複雑なように感じられるかもしれませんが、基本的には葬儀社からチェックリストをもらえますので、その内容に沿って手続きを進めていけば問題ありません。

②お世話になった方への挨拶回り

特に故人が介護施設などに入居していた場合などには、お世話になった職員の方達や入居者へのお礼も兼ねて、喪主が直接挨拶に伺うことが多いです。その際にはマナーとして菓子折り等を持参して行くとよいでしょう。また故人の私物が部屋に残っている場合は、合わせて引き取るようにしましょう。

【喪主がやることは?お葬式の準備から終わった後までのまとめ】

喪主となる方は、お葬式において決めることが多く大変な役割を担い、お葬式後でもやることがたくさんあります。そのため1人に負担が掛かることのないように、家族全員でしっかりとサポートしあうことも大切です。また困ったときは近くのスタッフへと質問して準備を進め、安心した状態で最後のお別れの時を迎えられるようにしましょう。

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